ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

↓見学

2009年05月30日 00時39分53秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
見学といえば、他の方々からも見学のことをよく聞かれます。

なかなか日程が合わずに、失礼しています。

今回はたまたま道院長研修会がインフルエンザで延期になり、先方との日程が合いました。

京都K道院のN先生、もしみていらっしゃて、よろしければまた長坂までご連絡ください。

こちらからご連絡をすると申し上げていたように思うのですが、失礼いたしております。

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2009年05月30日 00時26分24秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
明日、千葉からうちの少林寺拳法の道場を見学にこられます。

道院長とそこの指導者の女の方。


車でこられるそうだ。10時間以上かかる。

10時間かけて、和歌山に来て、

二時間の稽古を見て、

一泊して、

翌日にはまた10時間かけて千葉に帰られる。

すごいと思います。

そこまでして見学にこられるのですから、

出し惜しみなく、うちの指導をお見せしようと思っています。



ちなみに、今日は北海道から稽古に来ていました。(これはたまたまこちらに用があって来ていたからですが・・)

チャンスかも・・

2009年05月25日 22時08分41秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
本来は、23日土曜日が少林寺拳法の本山・本部少年部委員会でした。

しかし、新型インフルエンザの関係でその会議も中止になりました。

また、24日日曜日は滋賀県大津市で「少林寺拳法関西フェスティバル」が開催される予定でした。アグネスチャンを招いていの講演も組まれていました。

しかし、これもインフルエンザの関係で中止に。

さらに、来週、30日(土)、31日(日)の全国道院長研修会三次も7月に延期になりました。


その分、体と時間が空いたので、仕事や少林寺拳法のことが捗りました。


夜は、少林寺拳法を指導している児童養護施設の子どもたちと先週の大会の打ち上げ。

お菓子とジュースでのさやかなものですが、和やかに過ごしました。

少林寺拳法でも育夢学園でも、一般家庭の子どもたちは、指導が難しく感じることも多くなりましたが、(少林寺拳法などにも発達障害や境界性知能の子どもたちが増えていると思います。)

児童養護施設の子どもたちは、10年ぐらい前に比べると随分と落ち着いてきているのです。

指導がうまくいっているからそう感じるのかもしれませんが、なにか原因はあると思っています。おそらく、全国的にそうなのではないかと。

昔は、施設から脱走するぐらいの元気な子どもたちが多かったようですが、いまは、そんな子どもたちはいないと施設の先生たちもいいます。

昔に比べて、施設の子どもたちの生活環境が安定しているからでしょうか。

だとしたら、いまが施設の子どもたちにも高い教育を受けさせてあげるチャンスかもしれません。

私が少林寺拳法を指導している施設の子どもたちは、やはり学力的には非常に劣る子どもたちが多かったです。

勉強どころではなかったということでしょう。親も子も。

だから、いまがチャンスかもしれません。

何をしあげられるかをよく考えてみます。

教育的価値

2009年05月25日 22時02分58秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
現在、発達障害(軽度発達障害)をもつ子どもたちは、全体の10%といわれる


5年ほど前は、まだ5~7%といわれていた。

発達障害とは、ADHD(注意欠陥・多動性障害)や広汎性発達障害(高機能自閉(アスペルガー)など)や微細運動障害など。

また、その境界性知能といわれる子どもたちが、全体の14%といわれる。

全体で24%が何らかの特別支援を必要とする子どもたちである。

4人に一人の計算。

この子達が悪いのではない、親が悪いのでもない。時代の環境変化である。

だから、そのような子どもたちを指導していく方法や教育観を指導者は持たないといけないということ。ただそれだけ。

そして、そのような指導ができてこそ、そこに教育的価値はあるはずだ。


【ご機嫌だぜ!】

2009年05月25日 01時08分58秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

特定非営利活動法人(NPO法人)こころとからだの総合教育 育夢学園

学童教育「ドリーム学童」

“和顔(わげん)” No.37

2009/5/14(木)  

発行・文責 理事長 長坂徳久    

 【ご機嫌だぜ!】 

 昔から、「七つほめて、三つしかる」といわれます。

 いいかえれば、「三つほめて、一つしかる」ということにもなります。 

 叱ることで子どもがよくなると思っている人たちは多いです。

 当然、叱らなくてはいけない場面も多々あります。

 長坂も叱る(注意すること)はよくあります。

 しかし、ほめることで子どもたちは「自主的に意欲的に動く」ようになります。

 学童でのある一年生の○○くんの例。

 「集合!」をしたときの座り方をほめました。

 そのことで二つのいいことが起こります。わかりますか? 

 一つは、彼自身がほめられることでさらによくなることです。(ますますやる気になり ます。気分はご機嫌です。大人でもそうですよね?)

 もう一つは、他の子どもたちが、「よいことをまねする」のです。

 集団では、一人をほめるのと、集団自体がよくなっていきます。 

 そのあと、「グッド&ニュー」をしました。

 ○○くんは「いま、先生にほめられたのがうれしかったです。グッド&ニュー」と発表しました。 

 その後、五色名句百選カルタと五色百人一首をしました。(1年生の今の時期でもう百人一首ができるなんてすごいでしょう!?)

「同時に手が出ること」があります。そのとき、○○くんが自ら「相手に札を譲ってあげたのです。」

それを長坂は見逃しません。

「○○くん、さすがですね。自分からゆずってあげたね。やさしいな~。」

すると、次の同じような場面になると、今度は、○○くんの相手の□□くんが、譲りました。これもほめます。

次には、お互いに譲り合いをしていました。

先日に、物の取り合いで大げんかをした2人とは思えませんでした。 

今日も長坂は叱りたいのをぐっと我慢して、ほめるところを探し続けるのです・・・(笑) 

裏面は、長坂の拙著「ドリーム」(文芸社)より


【音楽トレーニング】

2009年05月25日 01時05分33秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

特定非営利活動法人(NPO法人)こころとからだの総合教育 育夢学園

学童教育「ドリーム学童」

 “和顔(わげん)”

 No.36

2009/5/7(木)  

発行・文責 理事長 長坂徳久    

 【音楽トレーニング】

 これは、長坂がいまから13年前に作った音楽に合わせて動きを変えて行くというトレーニングです。 

 いくつか音楽のパターンがありますが、その一つをご紹介します。

 生徒達にも大好評です。

 ①行進曲A(線の上を歩く。他人と出合ったらジャンケン。負けたら下がる。)

 ②行進曲B(線の上を走る。同)

 ③行進曲C(長坂の後ろをついてくる。スキップ、ギャロップなど。)

 ④ユーロビート(ダンス。)

 ⑤クラッシック(バランス感覚運動。)

 ⑥ラジオ体操第一(長坂体操⇒長坂がつくった体操。)

 ⑦ロッキーのテーマ(絶対に当てない距離でボクシング。)

 ⑧ルンバ(足運びの練習(最近は「なんば風で」))

 ⑨ポケモン(おにごっこ)

 ⑩α波音楽(ストレッチングと内功など)

 ⑪タイミング[ブラビ](その日によって変わる。たとえばドッヂビー。)

 ⑫クラッシック(ストレッチングと呼吸法)

 これで約20分間です。

 主に「運動の基礎感覚・基礎技能」を養うことを目的として作られています。

 13年前に作ったので、音楽は古いです。(笑)


具体的な目標の設定

2009年05月25日 00時58分28秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

【橋本西支部 今年の県大会目標】

拳士、指導者共に一丸となって稽古に取り組み、また方向性を統一するために、 

次の目標を決めました。

 

支部として今年はどんな演武を目指すのか?

 

 「痛い音の鳴る演武!」

 

 です。

 

「迫力のある演武」や「本気の演武」という表現よりもイメージしやすいと思います。

 

そのためにやることは何か?

 

①本気で相手の顔、体を狙って攻撃する。(攻撃が本気になれば受けはそれに準じて本気になります。)

 

②受けないと危ない攻撃。

 

③少林寺拳法そのものの技(法形といいます。)をしっかりマスターする。

 

今年は、腕、すねに一杯青あざをつくってがんばりましょう!

 

人はスローガンでは動きません。

 

明確な目標をイメージして、最終場面を描けたとき、

 

人は動きます。(動けます)

 

ちなみに、この目標は、若い指導員達が考えました。

 

最初は、「本気の演武」とかでしたが、

 

長坂が「より具体的な表現で」と指示して、これが出ました。

「痛い演武」と「音の鳴る演武」を合わせました。

 


明確な指示を②

2009年05月04日 00時12分10秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

子どもたちのやる気を引き出すときに


長坂がよくつかう指示


「○○より、□□しなさい。」


(例)音読や少林寺拳法の気合


「先生より大きな声を出しなさい。」(これはかなり声が小さいときに有効。)


「隣の人より大きな声(気合)を出しなさい。」(これは、まあまあ出ているがもっと出させたいとき。)


「一番遠い人より大きな声を出しなさい。」(これで、子どもたちなら「うるさい」ぐらいの声を出すでしょう。ただし、先生より⇒隣の人より⇒一番遠い人より
の順番を経ていくことが肝です。


特に、効果があるのが、

「隣の人より」という指示です。


これを「他人と比べることはいけない」という思想にすりかえないでくださいね。(笑) あくまで指導技術の一つです。


例 組演武などで


「相手よりも強く攻撃しなさい。」

「相手よりも早く(速く)動きなさい。」


例 団体演武

「誰よりも早く(速く)動きなさい。」

これで、全員の動きが上がる。

意識が変わるからです。


ただし、「早く(速く)・・」の指示は、使い方によっては、

「雑」な動きになってしうまこともあります。

長坂は臨機応変に使います。

明確な指示を

2009年05月04日 00時03分38秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
学童の子どもたちのランドセルの置かせ方を工夫しました。


☆ランドセルとランドセルの間は「手のひら一つ分」空ける。☆


このことで、不思議といままでより子どもたちの所作にもゆとりが出ました。


当然、向山型算数のノート指導(指二本分あけなさい。)からヒントを得ました。

いいシステムはどんなことにも活用できます。

感謝します!

やっとやすみに(^.^)

2009年05月02日 02時20分28秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
今日から水曜日までやすみです(^.^)


厳密には今日土曜日は仕事あり。


でもバイトにほぼ任せるので比較的自由にできる〓


ちなみに、少林寺拳法は連休中もずっとあります〓〓〓



さて、仕事がやすみになるとなにがうれしいか〓



それは



さらに



仕事ができることだ〓〓



つまり、子どもたちがやすみになるので



自分のデスクワークが捗る〓


そしてなによりも



ヘッドワークができる



企画、構想、新規プラン、読書(調べもの)などなど



いまからめっちゃ楽しみ〓


仕事が辛いと思っている人は


是非、うちで働いて下さい!


毎日が楽しくなりますから〓


体はきついよ~(^^ゞ



あと連休中の楽しみは、少林寺拳法のことも捗るし、指導にも専念できること〓(少林寺拳法は仕事ではなく、非対価なので、みんな無報酬)


あとこれで自分の稽古をする時間があれば、ばっちりなんやけどね〓


まずは、連休中にやる仕事や用務を


TO DOノートに書き出そう!


まあ、連休中にはできないぐらいたくさんあるでしょう〓〓


あ~ワクワクしてきた〓



ちなみに学童保育の子どもたちは


「なんで学童やすみなん〓やってよ~」


とみんな言ってました。


「まあ、学校がやすみなんやから家でゆっくりしろよ」


といっても



「いやだ。学童しか楽しい」


と。



挙げ句には


「子どもの日ぐらい、学童を開けてよ(やってよ)」


と。


うれしいことではあります!


でも、わが生徒たちよ!


益々、楽しくて価値のある育夢学園にしていくために連休中は休ませておくれ(__)


君たちがやすみの間に先生はたくさん仕事しておくから〓


みなさんもごゆっくりね〓

少年部指導

2009年05月01日 00時20分19秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
あるサイトで、少林寺拳法の少年部指導の話題が展開されていました。

みんなで意見を出し合い、智恵を共有することは本当にいいことだと思います。

その中で

「練習中に、おなかが痛いとかしんどいとか言って練習を休もうとする(練習中に横で休むということ)拳士にどう対応するか?」

という話題がありました。

子どもたちは、練習を休みたいときにそんなことを言う場合はあります。それは仮病かもしれません。

また、一人がそう言い出すと、「ぼくも」「わたしも」となることも多いでしょう。

トイレなどもそうですね。

そのサイトに長坂が書き込むことはできませんが、ここで私見を述べてみます。

①まず「しんどい」といった場合、長坂はそれをまず信じます。仮病と決め付けて対応することは絶対に避けます。

②そして、実際に休ませます。それが「さぼる口実」だとしても休ませます。


ただし、うちではそんなことにはなりません。次のことからです。

①子どもたちが「やすみたい」「さぼりたい」と思うような練習をしない。
楽しい練習と厳しくやる練習をうまく織り交ぜたりします。
また、しんどい練習でも「楽しい」と思えるような仕掛けもできます。


②それで「やすめる」「さぼれる」という雰囲気や道場の空気を作らない。
これは、ぴりぴりしているということでもありません。
子どもたちにとってほどよい加減ということでしょうか。
また、うそはつかない、うそはつけないという雰囲気でもあります。


しかし、たまにはそのようなケースはいまもあります。

そのようなときは、基本的に、やすませておいて、さりげなくもどってきたくなるような練習を入れたりします

そのときに、「罰」としてその楽しい練習(たとえば鬼ごっこなど)には混ぜないという方もあるようですが、長坂は気にせず入れます。ただし、
「もう、治ったんやね?」
と釘は刺します。


また、明らかにさぼろうとしているときなどがあれば、

「もう、少ししたら休憩になるけど、しんどかったら休憩時間も遊んだらあかんで。」

と言います。そうすると、

「うーん、もういけそう。」

とか言います。

「じゃあ、あと少しがんばろか!」

反対に、それでも

「やすむ」

という場合もあります。その場合は本当にしんどいということも考えられます。

身体はしんどくなくても、精神的にしんどいいうことは大人だけでなく、子どもにもありますね。
家や学校でなにかあったなども含めて。(特に家庭的に不安定な子は、情緒不安定になることが多いので、フォローは必要です。)


以上は子どもたちへの対応です。

たまたま、今日は中学生以上には次のように言いました。

「勉強や部活でしんどかったら、稽古に来るな。休めばいい。ただし、来た以上は、しんどくても、しんどい顔をしたり態度をしたりするな。しんどいなら休めばいい。来たなら、しんどくても一生懸命にやろう。」


一般でこのような指導ができるのも、少年部の間に

「少林寺拳法がすき!」

という状態になっているからです。

ご閲覧ありがとうございました。