ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

なごり雪

2012年02月29日 02時01分44秒 | 教育・指導法

さっき、家に帰ろうとした。

 

コンビニに寄った。

 

雪が降ってきた。

 

今年は寒いから、この時期でも珍しくない。

 

それでもなごり雪(忘れ雪)だ。

 

そして、ある子のことを思い出した。

 

それが、この少林寺拳法通信「ドリーム 427号(2004年3月8日発行) 文責 長坂徳久)」。

 

どうしても、残しておきたいとふと思った。

 

だから、こうして事務所に戻ってきて、書いている。

 

当時のデータが残っていないので、スキャンしてPDFにした。

 

この号は、自分の中でも心に大変残っているものの一つだ。

 

http://nagasakahnhg.seesaa.net/article/254639660.html

 

 

元気にしているかな・・・


目標設定および振り返り表

2012年02月29日 01時15分14秒 | 教育・指導法

昨日のアクセス数は、991でした。

 

感謝します。

 

http://nagasakahnhg.seesaa.net/article/254621064.html

 

一般部の稽古(中高生)で使っている「目標設定表」。

 

使い方は、

 

①稽古に来た人から、目標の設定をする。

 

(1)今日の最大の目標1つ

 

(2)そのためにすること3つ

 

(3)さらにそのためにすること一つずつ

 

 

②稽古が終わった後に振り返る

 

(1)稽古のことをマインドマップに書く(2分間限定)

 

(2)各目標の達成度合いを、A、B、Cで自己診断。

 

(3)成功への大切な4つのツール 今日の振り返り項目チェック(○・△・×)

 

4つのツールとは、

 

表情、言葉、思考、態度

 

 

(4)感想を書く。

 

(5)今日の自分の点数を書く。


13才シリーズ

2012年02月29日 00時31分19秒 | 教育・指導法

13才シリーズ。

 

昨日書いた14才とはまた違う。一歳違うだけでこんなに違う。でも、そこに意味がある。

 

 

13才のけんたろうより

 

「25才のけんたろうへ。

 

 

生きていますか?

 

 

元気ですか?

 

 

仕事していますか?

 

 

これからどんなことがあってもあきらめないずに生きてください。

 

 

とりあえず生きてください。」

 

 

13才のみつきから、25才のみつきへ

 

 

「元気ですか?

 

 

悪いことしていませんか?

 

 

してはいけないよ。

 

 

親の言うことをしっかり聞いていますか?

 

 

今後、なにがあってもあきらめないで生きてください。

 

 

こうかいしないようにしてください。

 

 

人生楽しんでください。

 

 

夢を持ってください。」

 

 

 

13才のともきから、30才のともきへ

 

 

「お元気ですか?

 

あなたは今何をしていますか?

 

 

少林寺拳法を続けていますか?

 

 

少林寺拳法の大会で優勝しましたか?

 

 

お大事に。

 

 

30才の自分へ。」

 

 

「12才のぼくです。

 

 

30才のぼくはなにをしていますか?

 

 

プロサッカー選手にはなっていますか?

 

 

ポジションはどこですか?

 

 

元気ですか。お大事に。

 

 

30才のたかせへ」(たかせは小6)→13才の中一とはまた少し違う。そして、それがいい。

 

 

 

 


拝啓25のしおりへ

2012年02月28日 01時19分57秒 | 教育・指導法

しおり(14歳)

 

 

「25才のしおりへ

 

 

自分の人生に後悔していません?

 

 

enjoyしてますか?

 

 

青春していますか?

 

 

自分の人生に悔いのないように生きてください。

 

 

14才の時の夢(○○ひゃつかてんOR○○○大学)は、かなうことがむできましたか?

 

 

25才の自分に一番してほしいことは、

 

 

信用できる人、すごく大切にできる人を作ってください。

 

 

これからの人生を楽しく、ゆういぎに過ごしてください。

 

 

それから、大切な人を手放さないでください。

 

 

なにもかもを大切に!

 

 

by  14才のしおりより

 

 

無限の可能性

infinite  possibility  」


拝啓 40歳の自分へ

2012年02月28日 01時14分18秒 | 教育・指導法

ひろし(17歳)

 

「40歳の自分よ、貴方は何をしているか。

 

 

我が道つきすすむ生き方は変わっていないか?

 

 

人が喜ぶ姿が好きで、悲しむ姿は苦手なところは変わっていないか?

 

 

自分は何回、後悔しましたか?

 

 

そうそうお前の生き方は変わるまい。

 

 

なぜなら俺だからだ。

 

 

人は大事にしていますか?

 

 

自分から動けていますか?

 

 

えらそうでごめん。

 

 

今、問題にぶちあたって我は、

 

どんな風に生きて、貴方にいたるんですか?

 

 

まあ、多くは聞くまい。

 

 

最後に、

 

 

つまらないことにも全力になることを忘れるな。

 

17歳のひろしより」


拝啓 25の自分へ

2012年02月28日 01時11分05秒 | 教育・指導法

まどか(14歳)

 

「25の自分へ

 

今の自分では25のあなたがどうなってるかは知らないけど、

 

 

けっこんしていることをねがう。

 

 

もししていなくても、あせらなくてもいいと思う。

 

 

あと、自分のやりたいこと、やっていますか?

 

 

ギターしてる?

 

 

自分のすきなようにして、まんぞくする人生にしてください。」


拝啓

2012年02月28日 00時59分57秒 | 教育・指導法

2週間前の日曜日(中高生稽古)にやった授業は、

 

 

「手紙 拝啓15のきみへ」(アンジェラ・アキ)

 

 

の歌詞埋め。

 

 

(     )抜きにしてあるのを空欄補充。

 

 

そして、問う。

 

「これは、何歳の自分から15歳の自分にあてた手紙ですか?」

 

 

いろいろな回答が出る。

 

 

20歳、22歳、25歳、26歳、30歳、40歳、60歳などなど。

 

 

「いま、自分が言った年齢の自分に向けて短く手紙を書きなさい。たとえば、かおり(現14歳)は60歳って言ったから、60歳の自分にあてた手紙を。まどかは(現14歳)、25歳といったから、25歳の自分に書く。わかった?」

 

 

かおりが言った。

 

 

「先生、年齢変えてもいいですか?」

 

「何歳にしたいの?(笑)」

 

 

「24歳ぐらいに・・(笑)」

 

 

「OK。」

 

 

そして、みんなが書いたのが次のてがみ。(何人かを掲載。)

 

 

かおり「はいけい、24歳の自分へ。

 

元気ですか?

 

好きな高校へ行って、大学へ行けましたか?

 

保育士の仕事をして生きていますか?

 

 

親孝行ができていますか?

 

 

かおりの性格なので人生のこうかいは、いくつもあると思います(笑)

 

 

気にせず、好きな仕事をして、これからも健康に生きてください。」


ほだか

2012年02月27日 03時56分14秒 | 教育・指導法
学童保育の新入生面接でのこと。


ある保護者(少林寺拳法の保護者でもある)がおっしゃっいました。


「うちの子どもたちも、ほだかくんみたいな高校生になってもらいたいです!」


ほだかは、中学校から支援学校に通っている現在高校三年生。


いまや長坂の片腕。


月曜日~日曜日まで毎日長坂に会っているのは彼だけでしょう。


本当によく手伝ってくれます。


学園の仕事も少林寺拳法の稽古も手伝ってくれ、終了後は保護者のところへ行って子どもたちを見送ってくれます。


そんな彼をみていて、前述の保護者が、


「自分ところの子どもも、あんな高校生になってもらいたい。礼儀正しいし、やさしいし、よく気がつくし。」


と。


長坂は涙が出そうになるぐらい嬉しかった。


ほだかは支援学校へ行っています。
小学生の頃はものすごい多動でした。
私が今まで関わってきた子どもの中で、ダントツに一番手のかかった子どもでした。いまだに彼を超える子どもとは出会っていません(苦笑)


それがいまやみんなから愛され、みんなから大切にされ、みんなから頼りにされています。


そして、先の保護者だけでなく、たくさんの保護者がほだかのことをほめてくれます。


私は本当に嬉しいです。


彼を通じて学んだことは、

誰もが可能性を持っている

絶対にあきらめてはいけない


いまがどんなに大変でも、きっと未来には希望がある

人は信じてやれば絶対に変われる



ということ。


彼は幼年から少林寺拳法に入っているが、まだ一級だ。一級も三年ほどやっている。


しかし、もう少し、もう少しで黒帯に手が届きそうなのです。


いま初段に向かって歩んでいます。


彼が黒帯をまくことは、橋本西から世界一がでることよりも尊いことだと私は思っています。


とにかく、学童面接での保護者の言葉、


「ほだかくんみたいな高校生になってほしい。」


この一言は、本当に、本当に、嬉しい言葉でした。








面接

2012年02月25日 02時05分41秒 | 教育・指導法
今日(土曜日)は、育夢学園「はぐくむ学童」(学童保育・児童放課後クラブ)の新入生面接です。


合否面接ではなく、新年度に向けての、新入生保護者との懇談会のようなもの。

子どもたちには簡単なテストをさせてもらう。知力、体力、その他。
よりよい指導につなげるためです。


新入生(次一年生)は、12人。全体(一年生~六年生)で40人になる。定員40人なので、満員です。


面接は朝10時~16時までびっしり。


新しい子どもたちとの出会いは楽しみでもあり、不安でもある。


しかし、半年を過ぎた頃からどの子どもとも信頼関係ができ、本当にいとおしくなるのです。


それも指導がうまくいっているからに他なりません。

うまく指導できるように、私も他の指導員も日々勉強し続け、いろいろな場所にもセミナーや講演を受けにいくのです。


世の中のどんな仕事も手を抜いてうまくいくものは絶対にないでしょう。


私の場合は仕事が大好きなので、仕事をしていることが本当に楽しく、幸せです。


市役所に行ってたときは仕事大嫌いな人間でした(>_<)


辞めて、自分の好きな仕事をはじめて本当に正解でした。


そして、その仕事よりも大好きなのが、少林寺拳法です(笑)


大、大、大好きな少林寺拳法ができるように、仕事をがんばっています。


少林寺拳法をするためにがんばって仕事をしていたら、仕事そのものが益々楽しくなってきたという感じです。


だから、やはり長坂の原動力は「少林寺拳法」だなー。


なんで、一円にもならない少林寺拳法にそんなに力も時間も注ぐのか?!
とよく言われますが、


それは、少林寺拳法に巡りあってしまったという宿命なのでしょう(笑)

パート3

2012年02月24日 05時09分45秒 | 教育・指導法
今日のブッダ


友人もどき パート3


君よ、次の四つのポイントが揃っているような「君が喜ぶことばかり言う友」は、実は友ではなく、友人もどきだと幻滅しておくように。


1、君にとって悪いことでも「うんうん、そうだよね」と口先で同調する。


たとえば君がグチを言っていて自分の心を醜くしていても、いいかげんに「そうだよね」などと言う。



2、君にとって良いことでも、君に「そうだよね」と口先だけで同意する。


君が素敵なアイデアを聞かせても、「そうだよねぇ」と言いつつ、せっかくの良いこともまともに聞いていないので、会話が弾まない。



3、目の前ではいつも君のことを「へぇ、そうなんだあ、すごいね」とか「さすがだね、尊敬するよ」などと褒める。



4、君のいないところでは「あの人ってちょっと褒められると調子に乗るからちょっとね」などと、陰口を言う。



(長部経典「六方礼経」)

福島の大学生

2012年02月24日 04時43分31秒 | 教育・指導法
福島の大学生、Sくんから電話がありました。


「少年部を指導しているのですが、練習がマンネリ化してしまって、子どもたちがふざけることがよくあって悩んでいます。どうしたらいいですか?」


と。長坂は、まず


「だいたいの稽古メニューとその時間を言ってみて。」


彼の道場は福島双葉ですが、震災と原発の関係でいわき市で活動をしている(福島双葉として)のです。


場所を確保するだけでも大変な状況。


なので、一回の稽古は子どもたちも三時間やっているとのこと。


稽古メニューを聞いて長坂は次のようにアドバイスしました。


「15分パーツにわけてメニューを組むこと。60分なら四つのパーツを組みます。」


「たとえば、アップ(15分)→トレーニング(15分)→基本(15分)→ミット(15分)などと。」


「さらに、その15分を低学年なら3分×5つの細パーツに、高学年なら5分×3つの細パーツに分けて、テンポよく変化させていくこと。」


「振子突を指導するならどう指導してる?」


彼「号令をかけて全員でやります。」


「他に思いつく方法は?」

彼「リアクション的にやります。」


「振子突きだけでも変化ある繰り返しで、子どもたちは集中するよ。」


「たとえば、号令で一斉に行う→号令なしで各自で10回やる→男の子だけ→女の子だけ→男の子と女の子でどちらの気合いが大きいか→隣の人より強くやりなさい→隣の人より気合いを出しなさい。→後ろの人の気合いが聞こえた人は手をあげて→自分で10回突いたら座ります→自分で直したいところを一つ考えたら立ちます→そこを意識して10回→直せたと思う人は座りなさい。まだの人はあと10回。→最後にみんなで30回。先生に気合いを集めなさい。などとバリエーションを多くすると、子どもたちは飽きないんだよ。」



「ゲームとかしてる?」


彼「長坂先生に教えてもらった、ダルマさんが転んだをやっています。」


「逆突きで止まるやつ?ほかにバリエーションは?」

彼「大車輪でやっています。」


「それはいいよね!ほかには構えで止まったり、逆蹴りでやったりもできるね。あとは、ダルマさんが転んだで本当に転ぶ、ダルマさんが転ばないで転ばない、ダルマさんが笑ったで笑うとかね」


「稽古の合間にちょっとしたゲームを挟んだりしてもいいし、稽古の最後にやってもいいね。いろいろなゲームの本はたくさんあるし、ネットでも調べることができる。ゲームを少林寺拳法編に変えてもいいし、ゲームはゲームとして割り切ってやってもいい。楽しさで子どもたちを惹き付けておいて、そこへバシッと肝心なことを教えこんでいく。ゲームはえさだな。」


「一つ簡単なのを教えてやろう。俺が、パッパッパッと言う間に、一回だけパッと言ってみて。」


「パッパッパッ」


彼「パッ」


「遅い。アウト」


「パッパッパッ」


彼「(直前に)パッ」


「セーフ」


「これも応用できるよ。先生がパッパッパッと言う間に一回突きなさい、パッパッパッと言う間に上受けしなさいとかね。リアクションドリルにもなるよ。」


「楽しいというドーパミン系と緊張感というノルアドレナリン系をどちらも使うんだよ。たぶん、Sくんの場合はノルアドレナリン系が足りないんやろね。子どもからすれば先生というよりもお兄さんなんやろね。それは悪いことじゃないよ。みんなが通る道。俺もそうやったよ。」


などといろいろアドバイスした。


「1日一つ新しいゲームを調べていって試してごらん。一ヶ月で10個ぐらいできるやろ?それを一年間やったら120個の持ちねたができる。そんな努力は必要だよ。」


彼の話では、福島双葉のけんしたちは震災前の半分も集まっていないとのこと。それぞれ、各地へ転居しているらしい。
でも、各地で少林寺拳法を続けている子どもたちもいるそうですと。


だから、彼からすれば、あの双葉のメンバーでまた集まって少林寺拳法ができることだけでも幸せなことだと言っています。


仮設住宅に住んでいる人たちは寒くて眠れないと聞きました。


亡くなっていく高齢者も多いと。


寒くて眠れないので、夜中から出歩く人たちも多いとか。


まだまだ震災の爪痕は大きい。


自分のできることからでも地道に活動しなくてはと感じています。


謙さん、岩本せんせい、久田せんせい、一緒に行って、双葉道院のけんしたちにエールを送りましょう!

たまっています・・・

2012年02月23日 01時24分17秒 | 教育・指導法

先週から、書くことが多すぎで、逆に止まってしまった。

 

 

たまっている・・・

 

 

あらすじだけ書きます。

 

金、土と本部のスポーツ少年団認定講習会。

 

日曜日に、外国語教室の件で、アメリカの黒人さん、タンザニアのアフリカンと打ち合わせ。

通訳なしなので、苦労しました。

長坂がある提示を示し、あるアイデアを言ったところ、なぜか、めっちゃ「お前はすごい」と言われ、

話はまとまりました。

 

土曜日の稽古から、「毎回の目標設定用紙」を少林寺拳法で使い始めました。

拳士たちもいやがらずに、しかも効果ありです。

これも詳しく書きたいのですが・・・機会をみて。

 

一か月前に購入した60インチのテレビが・・・・・

 

 

割れましてん(苦笑)

 

 

原因は追求しません・・・・

 

 

修理すると8万円近くかかるそうです。

 

 

さて、どんな展開になるか!

 

 

月曜日の稽古後にドラマが一つ。

 

3月末で少林寺拳法をやめて、空手に行くと言っていた六年生。

 

「やっぱり、おれ、一般で初段とる!」

 

と。

 

実は、この日の夕方に、そのお母さんと出会い、

 

「先生、できたらもう少し少林寺拳法を続けさせたいんです。本人は空手をすると言って聞かないんですが、一度話してやってくれませんか。」

 

と。

 

当然、彼が「少林寺拳法をやめて空手をする」といった時はショックだった。しかし、本人の意思が固く、ひきとめられなかった。というか、ひきとめることをしなかった。本人のやりたいことを尊重してやろうと思っていたから。

しかし、お母さんからの気持ちもわかる。

 

その日の稽古後・・・・長坂が彼に何を言って、どんな話をしたのかは省きますが・・・・

 

お母さんかいわく、

 

「満面の笑みで帰ってきて、おれ少林寺拳法続けるわ。一般で初段とる!」

 

と言いだすんですと。

 

お母さんは、

 

「長坂マジック?」

 

でしょうか??

 

と言ってしました。(笑)

 

ただし、教育や指導にマジックは通用しません。

 

智・体・心

 

の組み合わせなのです。

 

そして、火曜日は、テレビの件と新年度の育夢学園(仕事)の件でバタバタと。

 

今日、水曜日も、仕事の件でダァーと。

 

でも、8時に仕事が終わって、むしょうにラーメンが食べたくなって、ほだかと一緒にかつらきでまでいつてきました。

そして、事務所に戻って、新年度に向けての仕事。

 

 

明日は、NPO関係の講習会を受けに行く。

 

夜は少林寺拳法の稽古。

 

 

道院とスポーツ少年団との併設に関する書類作成と、

 

拳士をどうするか・・・

 

これが、いま一番の難しい私の課題でございます。

 


友人もどき

2012年02月22日 02時47分44秒 | 教育・指導法
今日のブッダ


【友人もどき パート2】

君よ、次の四つのポイントが揃っているような「口先だけの友」は、実は友ではなく、友人もどきなのだと幻滅しておくこと。


1、「あー、残念。今週は用事があって行けないけど、先週誘ってくれたら行けたのにな」などと、過去の「あり得ないこと」でおもねる。



2、「むむむ、残念。今日はフォークダンスの練習がしたいからダメなんだけど、またこんど暇なときなら、あなたの仕事を手伝いますよ」などと、未来の「あり得ないこと」でおもねる。



3、君が困っているのに、その困難を解決するのには役立たない、しかし口当たりの良い言葉でおもねる。「それは困ったわねぇ。ところで、あなたのネコちゃんは元気?あんな可愛い子がいていいわねぇ」など。


4、「今、これから」と、君が打診したことに対しては、「ごめんなさい、今はムリ」と断ってくる。


(長部経典「六方礼経」)