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■ 民主党は魂までロスチャに売ったのか ■
郵政株を売却して、復興支援に充てるという案が浮上しています。
株価下落を日銀が買い支える中で、
誰が郵政買うのだろうか。
1) 「ゆう貯銀行」の資産の85%は日本国債です。
2) 「ゆう貯銀行」は資産は大きいが、運用ノウハウを持たない。
3) 日本の金融機関は「ゆうちょ銀行」を邪魔だと思っている。
4) 海外の投資家は「ゆうちょ銀行」の資産が欲しくてたまらない。
おいおい、預金者である国民が郵政株を買わない限り
「ゆうちょ銀行」に未来は無さそうだよ。
中国にでも買われたら、日本国債を売られちゃうかも知れないよ。
アメリカにでも買われた日には、アメリカ国債で運用されちゃうよ。
ヨーロッパにでも買われたら、ギリシャ国債を買われちゃうよ。
この株価低迷の折に郵政株売却なんて、
野田政権はロスチャのパシリ決定ですね。
・・・その前に、小沢のイヌでした・・・
ウナギ犬ならぬ「どぜうイヌ内閣」確定ですね。
まあ、表面的にはそうしておいて、
「結局実行出来まませんでした」という落ちに、50億ベリー!!
<追記>
コメントへの返答として書きましたが
上の本文だけでは???という方も多いのではないかと思うので
追記いたします。
小泉氏の郵政民営化論の発端は、彼が大蔵族の議員だった事に起因します。大蔵省が金融を統括したいのに、日本最大の金融機関が郵政省の管轄であったからです。
小泉氏は郵政民営化を唱えて、何度も自民党の総裁選に出馬しますが、ほとんど泡沫候補意外の何者でも無く、演説も郵政民営化を繰り返すばかりで、ほとんどただの変人でした。
それが首相になる頃から存在感が増し、首相になってからは輝いて見える様になりました。不思議なものです。
郵便局の頃は、Citiバンクと提携しましたが、ゆうちょ銀行になってからは、資産売却のコンサルティングはメリルリンチ、経営のコンサルはゴールドマンサックス、社長は三井住友銀行出身の西川氏と、なんだか怪しい人達に蹂躙された観がありました。
小沢一郎が民営化をストップさせたのは、単なる利権の争奪に過ぎず、民主党政権下で「ゆうちょ銀行」は米国債の保有高を格段に増やしています。結局政治取引の道具にされたわけです。
今回の民営化論も、ある意味アメリカに対するアピールでは無いかと思います。
「ゆうちょ銀行」は日本国債の専門銀行と言えますから、株式売却を財務省と日銀がすんなりと認める訳は無いのでは無いでしょうか。それこそ日本国債を売却でもされたら日本経済の命運も尽き、株式売却益による利益など吹き飛ぶ程の損失を国家に与えます。