ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

気づき

2013年12月04日 | 雑談
経済協力開発機構の発表によれば、国際学習到達度調査において、日本の15歳の学力が前回(5年前)調査時より上位にランクアップされたようです。「読解力」では、前回の8位が今回では4位。「科学的応用力」では、前回の5位が4位。「数学的応用力」では、前回の9位から7位。いずれも、上位をアジア勢が占めています。3分野ともトップが上海。2位、3位が香港、シンガポール。韓国や台湾も上位に並んでいます。実は、さかのぼると2000年当時は、「数学的…」「が1位、「科学的…」が2位、「読解力」が8位という成績もあったようで、一旦は「ゆとり教育」とやらの弊害で成績が落ちたものの、順調に回復してきていると論評して良いのでしょうか。

勿論、このような調査では「悪い」よりは「良い」方が良いに決まっています。が、どうやらテスト対策を取り始めた国があり(日本も…)、テスト準備教育が普及してテストに強い子どもたちが生み出されているといった実情もあるようです。同時に意識調査も行われているようです。「本屋や図書館に行くのは楽しい」との答えが66.5%と高い数値を示してはいますが、読む本の種類は「コミック」が72.4%。「Eメールを読む」との答えは高率ですが、「チャットをする」「討論会に参加する」は低率。

「知識」と「知恵」は多分違っています。「機能」と「技能」が異なるのと同様です。「知識」や「機能」の量は、上げようとすれば簡単に上がります。但し、それが本当の能力に通じるかと言うと、大きな疑問が残ります。勿論、低いよりは高い方が良いし、そのための努力に意味が無いとも思いません。ですが、一方で、本当の「能力」を目指す教育は、もっと模索されるべきだとも思います。

型を真似て、繰り返すことも、大切な練習の方法ではあります。が、何度繰り返しても、進展が無いものは無い。表面の点数を上げることはできても、それで測れる力と言うモノは、狭いある種の能力でしかないことも押さえておかなければなりません。そこに「気づき」が加わらなければ、ただの繰り返しマシンに過ぎないような気がします。「あっ!そっかぁ!」と気づきさえすれば、そこから大きくギアチェンジできるはずの事、世の中にはたくさんある気がします。


貼付け時に出てくるボタンは何ですか

パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メール(chiko_419@yahoo.co.jp)をお送りください。なお、メールアドレス変更しております。

↓ 尚、下の広告は、gooブログに自動で掲載されるもので、
  当ブログとは一切関係はありません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿