ぱそらぼ (ぱぁと1)

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プラスアルファ

2013年03月31日 | ぱそこん道
将棋の現役プロとコンピュータソフトを対戦させようとする試みは、これまで何度も行われてきましたが、今回初めてコンピュータが勝ったと言います。将棋人気のためのイベントとしての位置づけからすると、十分な効果があると思います。

個人的には、コンピュータが人間と対局する必要は無いと思っています。コンピュータは人間を補助するものであって、対極に置いて比較する必要など考えるからです。加えて、コンピュータと言うのは、それだけでは何一つ成り立たない代物で、その価値をどう生かすかは、人間次第であることをよく知っているからです。

「仕事ができる」ということと、「コンピュータが使える」ということは、全く別次元のことです。時折、それを混同してしまっている方がおられるのは事実ですが、コンピュータがいくら使えても、仕事はそれだけで、できるものではありません。コンピュータを使うか使わないかは、その人の自由で、さした意味を持ちません。コンピュータ力など、単独では意味を持たないのです。コンピュータの機能をいくら知っていても、仕事全体を見通して何がどのように必要であるかを理解していない人に、仕事のコンピュータ処理はできません。コンピュータに遊ばれて終わるだけです。使っているような錯覚を楽しむだけに過ぎません。

本当に大切なものは、コンピュータを除いた別次元での「力」です。プラスアルファがなければ、コンピュータを使う意味が無いと考える方が正しいのだと思います。プラスアルファを持つ人が、コンピュータの腕を兼ね備えた時に、初めて仕事は大きく展開します。コンピュータさえ進化すれば、それが何かをやらかしてくれると錯覚することは、大きな間違いです。





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