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スマホ世代

2016年08月05日 | ぱそこん道
パソコンなどの機器に、若い世代は手馴れていても熟年世代にはアレルギー反応があって、なかなか苦手意識が消えませんでした。会社では、仕事がからきしできない新入社員に、パソコンを教えてもらう羽目に…。といった図式が過去のことになりつつあるとか。今では、若い世代のパソコン離れが著しいと言われています。言わずと知れた、スマホ世代です。

インターネットを利用するのに、若い人たちはパソコンを使いません。手近なスマホやタブレットで事が足りてしまうからです。持ち運びも楽で、起動も早いとなると、わざわざパソコンを立ち上げる必要が無くなってしまうのは当然かもしれません。近い将来、インターネットが使える家電がもっと増えれば、パソコン利用者は更に減ることになるでしょう。例えば、電子レンジがネット化すれば、クックパッドなどを検索して、レンジの調理法が選択される…みたいな。

スマホ世代は、タッチタイピングができない?とも。フリック入力に慣れすぎていて、タッチタイピング(キーを見ないで入力する手法)ができないため、「手書きでダメですか?」などと尋ねる学生も珍しくないのだとか。確かにネット検索はフリック入力で十分ですが、卒論一つ書き上げるのに、フリック入力はキツイでしょうから。

更に、さらに、パソコン離れした彼らは、いわゆるワードやエクセルができない…と言います。その分、最近では中高齢者がパソコンに詳しい…のかというと、そうでも無さそうで、パソコンをパソコンらしく使える人は次第に減りつつあるのではないかと、職業柄危機を感じたりもしています。

ワードやエクセルは一通り使えると豪語する中高齢者は少なからずいます。若い世代のパソコン離れに比して…と言いたいところですが、パソコンをパソコンらしく使う人はそんなに多くありません。ワードと言っても、画像とワードアートとテキストボックスをただ並べるだけ…といった使い方。エクセルでも、やたらセルを結合して合計や平均を計算するだけ。それでは、多分高価なパソコンを買う意味が殆どありません。

パソコン…は、見ただけで操作方法がすぐにわかるようなインターフェースを多分目指しています。特殊の習得が不要で、だれでもが使えるパソコンです。それはそれで理想なのですが、パソコンの使い方の本当の醍醐味はもっと異なるところにあります。パソコンだから、ボタンをポンと押せば、何でもポンと出てくる…みたいな感覚でとらえてしまいがちで、それなら、スマホで事が足りるのです。パソコンはもっと、人間の思考を手助けしてくれるツールです。ホンモノの(笑)パソコン技術。たくさんの人に知っていただきたいと思います。

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