ぱそらぼ (ぱぁと1)

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デジタルな距離

2015年11月22日 | ぱそこん道
Facebookのアカウントは持っています。たまぁに、書き入れたりもします。学生時代の先輩が、「友だちリクエスト」とか送ってくれて、ん十年振りに、メッセージ交わしたりもしました。…でも私の生活には、Facebookは無くても困りません(笑)。未だ、その良さを実感するに至っていません。

Facebookが、何やら新たな機能を開発中…とニュースになっています。分かれた恋人の情報を、遠ざける事ができるような機能だと説明されています。Facebookでは、ログインすると、友達の近況をチェックすることができます。ログインの度に、元カレや元カノの情報が見えるのがうっとうしい時(かと言って、友だち解除やブロックするほどでもない)、表示の頻度を下げることができる機能…なのだそうです。

こんな機能、本当にたくさんの人が欲しいって思っているのでしょうか? 曰く、昔の相手とデジタル的に距離を置けるように作られているのだそうです。デジタル的な距離。見たくなければ、友だちを止めればいいのに、それはしないんだ。相手の情報が見えなくなるだけでなくて、相手に友だち解除したことが伝わるのがイヤ? 開発中の機能は、こうした変更を加えたことが相手に通知されることもないようにできているのだそうです。

デジタルな距離って何なのでしょうね。なんだか、面倒くさい感じがするのは私だけですか。デジタルな付き合い…というのは、単に情報の上だけでつながっていて、相手の事を知るのに、時間も労力も要らなくて、一方的にチョットした覗き見ができる…という事なのでしょうか。ラインにしても、はたまたFacebookにしても、こうしたツールが「人間関係」を育てる事に一役買っていると、私たちは思い込んでいるけれど、チョット違うのではないだろうかという風に思います。どこか知らない遠い国で、私たちの国では報道もされない何かが起こっている。世界の人達に「コレ」を伝えて…!というのには、Facebookは有用だと思うのですが、身近な人たちもしくはちょっとした友達とつながるのなら、リアルにつながればいいし、繋がりたくなければ、付き合わなければいい。

リアルな人間関係が成立していて、互いの関係が熟成している者同士の連絡は、デジタル・アナログを問わずどちらでもあってもそん色はありません。リアルな人間関係が成立していない、もしくは破綻している相手と、デジタル上で良い関係を育てることは、チョット違うと思ってしまう私は、多分今の世の中についていっていないのかも知れません。相手の事を慮るのには、それなりの相手のへの興味と、そしてそれに要する多少の時間と、そして相手を気遣い・労り・そっと見守る心が必須です。



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