ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

箱もの

2008年05月03日 | 雑談
先般、長年の夢であった本をとりあえず完成させましたと書きましたが、完成祝いの反省会の席上、早、ここがあそこが…と反省点続出です。この際ですから、ファイルにだけでも手を加えておきたいと、もう一度最初から手直しをしています。画面や試し刷りでは気にならなかったのに、製本してみるとデザインが気になってしまいます。

一つアドバイスをいただいたのが「箱ものが多すぎる」。コラム的に枠囲みにすると、取り敢えずは画面上ではまとまりがついてきます。デザイン的にも大きな全体のデザインをイメージするよりは、小さな枠の背景色や飾り線、ワンポイントなどを演出する方がずっと楽です。紙面はこうした枠を並べて構成すると、結構楽して、それなりのものを作ったような錯覚を起こしてしまいます。お手軽に自己満足できる…と言えばよいでしょうか。作っている最中は気づきにくいのですが、一旦完成した後、改めて別の視点から眺め直してみると、箱ものを多用しすぎているデザインは、イマイチゴチャゴチャ感が否めません。

枠囲みを使わずに、まとまり感を演出しようとすると、紙面には余裕が必要になってきます。あちこちの文を整理したり無駄を省くことで、余裕を生み出して、構成をし直していく作業の真っ只中ですが、見直した紙面はやはり前よりはスッキリとして見易い紙面になっているように感じます。

ヤハリ、箱ものをただ並べていくだけの安易なやり方は、禁物ということでしょうか。ハイ。


図形の連続描画
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
余裕・余白 (やすむぅ)
2008-05-03 23:14:36
「枠囲みを使わずに、まとまり感を演出しようとすると、紙面には余裕が必要になってきます。あちこちの文を整理したり無駄を省くことで、余裕を生み出して、構成をし直していく」

うーん。なるほど・・・らぼさんのブログからいつも学ばせて頂いているのですが、仕事やその他であれこれ、迷ったり考えたりしているところに、らぼさんの「ことば」がスッとはまります。あ、そうか、ともやもやが解消します。

自分の伝えたいことが多すぎて、何でも詰め込んで、ごちゃごちゃになってしまい、読む人や見る人にわかりにくい・・・私の書くもの、作るものに共通する欠点です。

余白の果たす役割の大きさ
全体をデザインすることの大切さ
を改めて示して頂きました。

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いつも有難うございます (らぼ)
2008-05-04 00:25:02
関わっているものは「パソコン」ですが、日頃から人一倍「ことば」には「魂」を込めて使いたいとは思っています。
それでも使い方は難しく、時に「込めた想い」とは異なる「受け止め方」に発展する場合もあったり、表面だけしか読んでいただけなかったりする場合もあったり。発信しながら、常に勉強させていただいています。

やすむぅさんは、いつも私の拙い文を「上手に」読んで、更に一歩深めて球を投げ返してくださるように思っています。感謝、感謝です。
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