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ダークゾーン

2008年04月06日 | 社会派らぼ
ガソリンが「下がった、下がった」と喜んでいる場合でもありません。日本は未曾有のダークゾーンに突入しているかに思えます。

「後期高齢者」の名称をどう変えようと、中身は変わりません。単純に「何でも反対」なのではなく、新制度の何が必要で何が不必要なのかがキチンと説明され、理解されるべきで、「名前問題」だけが焦点かのような錯覚はよくありません。また「療養病床」の再編も進められているようですが、政府案のとおりベッド数を削減すると7万人近くもの「介護難民」が生じてしまうとの試算も発表されています。

高齢化に伴う医療費の高騰への懸念もよくわかります。将来の医療費削減を理由とした「メタボ狩り」も今の所は、世論を敵に回さずに推進されているようですが、どこかに「?」も拭えません。世論が敵に回らないのは、健康や医療費などとは全く別の次元の「ダイエット」がらみのせいかとも思われます。

年老いた者は家族の手で手厚く看護・介護されるべきで、それが一番お年寄りの幸せに繋がることは私達は良くわかっています。ですが、献身的な介護の美談にばかり眼を向けるのでなく、アルツハイマーやピック病の悲惨な部分も私達は良く知っておくべきです。人間はどんなに大変な状況でも、たった一言に救われる場合がありますが、一筋の光も差さない介護もあったりするのです。

長い低迷からようやく抜けようとしている日本は、目指すべき方向を完全に見失っているように思います。戦後ずっとお題目のように目指してきたはずの社会は、実は思ったようなユートピアではなかったのです。私たちの国民性は、遠い目標を目指してひたすら頑張ることには長けていますが、オリジナルなものを生み出す力は劣るようです。もうとおに、お手本を他に求めなければならない時期にいるような気がします。


初期化とリカバリーは違うのでしょうか?
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