適材適所

中国四川省の大地震の報道が繰り返されています。信じがたいほどの規模の被害が出ており、連日の報道は見ることさえ心が重くなってきました。日本からの救援隊の申し出は、一旦は拒否された後、世界に先駆けて派遣が認められました。が、結局は地震後３日も経ってからで、想定したタイミングをとおに過ぎていたようで、医療チームと交代を余儀なくされました。その医療チームも中国の思惑とのズレで、診療が始められない状態とのことです。持ち込んでいる器材の如何によらず、とにかく活動を始めないと先発隊の二の舞になりかねません。せっかくの善意も能力も、タイミングを逸して思い通りに力が発揮できていないことを、日中両国の損失だと感じます。

ただ、これは何も地震の日本隊派遣に関することだけでなく、大小を問わなければ、日常的にどこにでも転がっていることでもあります。タイミングも大切ですし、適材適所の配置も非常に大切だと思います。

公平であること…があまりにも強調されるため、本人の適性を見抜いての配置が無視されていることも多く見聞きします。自分の枠を決めてしまわずに、苦手な世界に挑戦することも大切です。自分も周囲も気づかなかった能力が花開くこともあるからです。仕事に必要な精神面が磨かれる場合も多いはずです。それでも、埋もれている能力まで含めて、その力が一番活かせる場所で活躍させることが一番合理的だというのは事実です。そんな適性を見抜く確かな目が、管理者には必要です。


「せっかく設定しておいたリストが表示されません」
ワンポイント知識や講座案内を（ぱぁと２）で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。