ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

品性

2009年05月15日 | ぱそこん道
日々、色々な人間模様を見ています。教わることも、考えさせられることも多くあります。嬉しいこともたくさんあるし、どうにも解決の見出せないことも山と経験します。

パソコンは普及したかに見えますが、まだまだその使い方を知りたい…と思っておられる方は本当にたくさんおられることを毎日のように実感しています。一度ご一緒した方々が、「次は?」と次の受講機会を求めてくださることは、担当者には嬉しいことです。僅かでも、来て良かったと思っていただけることは、取り敢えずの最低限の責任を果たせたかに都合よく解釈してしまうせいです。

次の研修機会を待ち望んでくださることは、嬉しいのですが、時折そんな風には…と、苦言を呈したくなることにも出くわします。思いが強すぎて、何が何でもと強引なアプローチをいただいてしまうと、嬉しいを通り越して哀しく思えてしまいます。

何度も書いていることかも知れませんが、私自身は「パソコンは、パソコンさえできれば良い」と思っていないのです。パソコンを通すと「人」が見えます。(本当は何を通しても見えるのでしょう。)以前、私にとってトテモ大切だった現場を離れたのは「これ以上は、自分の品性が壊れる」と思ったせいです。人間の本質は、もしかすると利己的でわがままで身勝手で怠惰です(笑)。その「素」は、むき出しにしておいてはいけないのです。

「下品も『品』のうち」という発言を聞きました。それは違うでしょう? 日本人が失ったのものは、多分この「品性」なのでしょう。何歳かを過ぎると、自分の品性に(「顔」ではありません)、責任を持たねばなりません。



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