ボーナス

人事院が、国家公務員一般職の今夏のボーナスを減額するよう、内閣と国会に臨時勧告を行いました。例年人事院は、8月頃に国家公務員の月給やボーナス水準について勧告をしてきましたが、前倒しで減額を勧告したのは初めてだそうです。民間は大幅ダウンが必至の情勢ですし、地方自治体も、減額に動きそうです。

ボーナスというのは、業績などに応じて与えられる特別手当で、会社が好調で利益が多く上げられた為、その儲けの一部を社員に還元しているもの…だという風に思っています。ですから、業績が悪化すれば減額は勿論のこと、なしということだって十二分にあり得ることです。そもそも、公務員という立場は収益を上げるものではありません。ですから、借金がかさんで赤字というのはあり得ても、儲かるというものではないように思います。仮に無駄な出費を抑えて余裕が残るのなら、それは皆で山分けをすべきものでなく、次年度の経費に残すべきもののように思うのです。あるいは還元は、市民や国民に向かってすべきものではないでしょうか。

その公務員にボーナスがあるということ自体が、いつも不思議な気がするのです（公務員の方には、大変申し訳ありません）。「勤勉手当」といった風に言われているようですが、勤勉で当たり前です。全ての職業にボーナスがあるわけではありません。むしろ、月々の基本給を上げる方が納得がいきます。

日頃当たり前のことには、あらためて疑問を感じないでいます。が、何かの潮に、当たり前のことを見直すことも時に有益かも知れません。




「安いパソコンは大丈夫ですか？」
パソコンのワンポイント知識を（ぱぁと２）で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

「ぱぁと２」の閲覧には、当方から発行する「ID」と「パスワード」が必要です。よろしければ、メールで（pc_labo@mail.goo.ne.jp）お問い合わせ下さい。24時間以内に返信します。