超安値

安価なパソコンが出回っているようです。ん10万円もした時代からは、信じられないほどの値段でパソコンが手に入ります。スペックなどを見ていると、そこそこの数値が書いてあります。このパソコンを買おうと思うのだけれどどうでしょうか？と、チラシを片手に相談を持ちかけてくださる方もおられます。

お気持ちは良く分かります。チラシに書いてある横文字や数字は、どうも取っ付きが悪く、良いものなんだか、そうではないのか、分かりかねますからね。ただ、聞かれる私としては、答えようがないというのも本音です。世の中の価値観が全て同じではないように、パソコンを使ってやりたいと思っておられること、将来やってみたいと思っておられること、どの程度やれたら満足されるのか…すべて千差万別で、ご本人でないと分かりかねることだからです。更には、数値的には申し分なくても、型落ちしたパーツなどが使われていたりしますから、快適度は計りかねます。

言えることは、値段はやはり値段だけのものであるということでしょうか。ある範囲の中では、不相応に高いとか、案外安いとかはあるかも知れませんが、値段が安いのには安いなりの理由があるはずです。その理由を分かった上での買い物でないと、結局は後悔をしかねません。

最近「オフィス2007」が入っています…とうたっている超安価なパソコンを見かけます。誰しも「オフィス2007」と言われれば、ワードやエクセルが入っていると思うのですが、キングソフト社のオフィス2007というソフトが組み込まれていたりします。先日「ぱぁと２」でも書いてみましたが、中国系の企業の製品で、見た目もワードやエクセルに酷似しているらしいですが、マイクロソフト社の製品ではありません。（ちなみに個人的には使用経験はありませんが、評判はまずまずのようです。）

こうした商品のチラシは良く見ると「ワープロ・表計算ソフトも完備」といった文面になっていたりして、ワードやエクセルだとの思い込みを誘うような気がします。販売元に失礼になるかも知れませんから、偏った言い方は避けたいと思いますが、多分勘違いをして買い込んで、こんなはずじゃなかったと思っている人も少なくないはずです。安い物には安いだけの理由がある。賢い消費者でありたいですね。




「エクセル画面をA4用紙内に出力したい」
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