ぱそらぼ (ぱぁと1)

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大人

2009年05月14日 | 雑談
何でも不況で、親が仕事から早く帰ってくる為(仕事がない…!)、一家団欒でテレビを一緒に見る時間が増えているそうです。久々家族の顔が揃ったのは、ゴールデンウィークの渋滞の車の中、なんて笑うに笑えない今日この頃ですから、不況もまんざら悪いことばかりではないかも知れません。

テレビがいつの間にか、茶の間の(←「茶の間」という言葉もいつか聞かなくなりましたね)主役の場を失って久しかったのが、少し復権でしょうか。「子どもに見せたい番組」「見せたくない番組」というのがよく取りざたされます。要は「見せたくない」けれど、「見せない」ことはできないようです。

妙に「平等」が唱えられ、「大人はずるい」といった子どもの訴えを一喝できなくなりました。「もう〇時だから寝なさい」と言われた昔の記憶があります。今は「寝ないんですよぉ。宵っ張りで困ります。」などとこぼされるだけで、寝ない子どもを容認される親御さんも多いようです。むしろ大人の都合で、夜型にさせてしまっているかも知れません。テレビも、一昔前のような「子ども番組」という考え方そのものがもう通用しなくなった気がします。就学前の幼児対象の番組は根強くありますが、お笑い、ドタバタ、きわどいチャンネルなど、規制のしようがないと嘆かれるご両親は多くても、チャンネル権は子どもさんにあるようです。

学校教育が、歪んだ「平等」を支えました。社会が豊かになったせいで、ゲーム機や携帯やパソコンが子どものうちから与えられ、全ての規制は子どもから外されて、社会の側に規制が求められるようになりました。そうして育った子どもは、やがて大人になり、社会からは「真の大人」がいなくなりつつあります。子どもを子ども扱いせず、大人として認めることは大切ですが、「早く大人になりたい」と大人に憧れ尊敬する気持ちはもっと大切かも知れません。




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