4月のお話し、針の木岳へ2回行った報告です。
1回目は4/18、前日梓川SAで車中泊。30年以上前から使っている半シュラにもぐり、ちゃんとエンジン止めてオネンネ。しかし、セダンのバケットタイプなのでうまく寝れない。
扇沢駐車場は満杯。一番下の未舗装の駐車場に止め、6:15出発。
前々日は降雪、昨日は晴れ。新雪に先行者数人(?)のトレースがクッキリきれい。
しかし風、段々強くなりトレース埋まっていく。結局ラッセルしているのとあまり変わらない、雪山なのでそれは当然だ。
マヤクボ沢出合いの手前まで来て太もも、腕がツリだした。ウゥウと呻っている間に後続の若者数グループがあっと言う間に追い抜いて行く。オネエサンもフウフウ言いながらすり抜けて行く。
でもそれでトレース出来て助かった。
ここで又きました、太ももと腕にツリが、ウゥウ。
しかし、何とかマヤクボノコルへ12:10着、風は冬の冷たさ、ここで今日はギブアップ、もうイイです。帰りましょ。
30分程休憩しツリも治まって滑降開始。
先に着いていたボーダーのオネエサン、カールで休憩している数人を見て「ギャラリー、沢山いるからヤだなぁ」と言いながら滑って行く。
雪の状態はチョットしたモナカ。なかなかうまく滑れない。
皆さんも苦労されてル様です。テレマーカーさんも叫びながらコケまくってル。
ワタクシ、相変わらず脚ツッてます。数ターンしたら数分休まないと治まらない、ナサケナ。ボクチンはもう駄目なのかも。
結局駐車場に戻ったのは14:30、コルから2時間かかってル、トホホ。
夜遅く帰宅、風呂に入り写真見ながらウィスキー飲んでたら段々悔しくなってきた。グャチィ!
と言うことで、4/25再挑戦。もう車中泊はヤメ、大町駅前の旅館でグッスリ寝る事にした、チャンとオフロも頂いて。
先週同様、快晴、しかも無風。
駐車場は前より空いてル。近道が除雪されてて上の売店(食堂?)へは直ぐ。そのウラにある橋を渡ってシール登高スタート6:30。
前を猛烈なスピードで進む若者(?)一人。
ワタクシ、今回はツリに気をつけマイペース。マヤクボ沢出合い手前で数人に抜かれる。この人たちも速い。
マヤクボ沢は前回同様、ほぼ真ん中を登ってたらカール底の手前がクラストしていて、数mスリップ。ここでツボ足に切り替え、カールへあがると上部斜面を数名登っているのが見える。
アイゼン付けて続くが、稜線50m位(?)手前で遂にきた。フトモモつってきて、腰も痛い、ウゥウ。めまい?なんかクラクラする。
今回もあきませんかぁ。でも先週より高い地点にいる。コルが少し下に見える。
まぁエエカ、下ろっと。
滑降準備をすべくバケツ掘っていたら何故かツリ、治まった。
ではもう少し頑張りますか、またツッたらここへ戻ればいいし。
結局稜線へなんとか到達。
下でワタクシを追い抜いた先行者は見覚えある人。4/8船越頭で出会い、その後金山沢へご一緒させて頂いたオオカワさんでした。
荷物デポして頂上へ12:30着。
快晴、無風、ヨカッタぁ。もうアカンと諦めかけていたのにテッペンへ着きました。カミさん、ホトケさん、アリガトサン。
「ボク、また滑りでツルかも知れません。ツッたらしばらく動けませんので、気にせんと先に降りといてください」とオオカワさんに伝え、斜面に突入。
最初はアイスバーン、快適ッ!段々緩んできて更に快適ッ!
オオカワさん、待ってても降りてこられません。まぁエエカ、またどこかで会うでしょう。
駐車場着14:00、終了。
ホントに良い一日だった。