22日からは、今年10回目の信州・雪山通い、 これで今年は終わりとする。
栂池・定宿は毎年、3月最終週は団体サンで満室となるが、今年は雪不足を懸念してキャンセルとなったそうで、次週も泊まれないコトはないが、ヤメた。
諸々が順調に進めば、信州移住まであと半年。ここ神戸の整理、ガラクタの廃棄他、やらないといけないコトは多々ある。年初から3ヶ月分のゴミも溜まっているし。
22日朝、今年初めてパノラマ道から白馬三山がキレイに見えた。
順調にいけば半年後、あの有明山の麓に引っ越しするコトになる。
前日までの3連休は雨、霧でサンザンだったそうだが、この日は見事な天気。
雪が融けた灌木帯、黒々としている。
カンカン照りの栂の森。
ポカポカして、時折吹く風が心地よい。
サイコーの天気だが、翌日からは悪くなるらしい。もう今年は上には登れない。
山腹の雪融けは激しいが、滑るにはまだ充分の積雪量。
しかしゲレンデの側は至る所で、川がゴウゴウと流れている。
ゴンドラが大きく揺れるほど、風が強くなってきた。
そして遂に止まってしまった。
日差しは春の柔らかさ、しかし強い風に吹かれると、まだ冬だと気付かされる。
上から下まで4往復してオワリ。
23日、どうせ天気は悪い、朝食後、部屋でしばらくボォ~っとして、10時過ぎ、鐘の鳴る丘に出ると、係員が雪を補充していた。3本あるリフトは、もう1本しか動いていなかった。
大きく地肌が見えている、上の鐘の鳴る丘。
上に行くにつれガスが濃くなり、栂の森はガスの中。
霧が細かい雪になって降っている。
上から下まで5往復してオワリ。
24日も同じ様な天気、この日も10時過ぎ鐘の鳴る丘に出る。
子供のスキースクール、その前の準備体操。
その子たちが作った(?)ユキダルマ。
時折ガスが濃くなったりする。
鬱陶しい天気なのに、若者たちは楽しく戯れる。
栂の森ではヒットパーク"造成"中。
下の鐘の鳴る丘も大きく地肌が見えている。
時折ガスが切れる。
チャンピオンゲレンデも大きく地肌が現れ、リフトも止まっている。いよいよもう終わりだ。
この日も、霧が雪になってチリチリ降る中、上から下まで5往復してオワリ。
ワクワクウキウキするコトなく、9年目の雪山とスキーもこの日でオワリ。
25日朝、チリチリ降った雪が積もっていた。
松川沿いの酒屋で、今季最後の地酒を買って帰る。
写真家のSさんから聞いた"松川村美術展"を見に、松川村公民館へ寄る。
50名ほどの芸術家さん達の絵画、写真、彫刻等の作品が展示されていた。
雷鳥の作品がSさんのものだと直ぐに判った。
有明山を描いた作品が複数あり、安曇野、松川村にとって有明山はいつも見えるシンボルと言うことらしい。
公民館は村役場の側にあり、このあたり全体はイナカとは言え、なんとも清々しく、良い雰囲気だった。当然ゴミもなく、ゴミの様な廃屋もなく、ガサガサしておらず、同じ様な規模の家と庭が整然と並んでいた。
その後、穂高神社へ、9年目の信州・雪山通いが無事終わったことへのお礼参り。合わせて、信州移住が無事出来る様、祈願した。
この木は超有名な作家、画家が絶賛したケヤキだそうだ。
そして9年目は全て終わった。