先週は、某幼稚園の恒例スキーイベント、定宿は幼稚園児に占領され、栂池には行けなかった。
今週は最大寒波だそうだが、そういう日に行かないと、信州雪山通いをやっていると、エラそうなことは言えない。
しかし、今シーズンはまだ、積雪量3mに至らない。今までなら雪に埋もれていたヤブが出ている。この最大寒波でどれだけ埋まるのか、楽しみだ。
火曜日いつも通り3時半過ぎ出発、いつものペースで多賀SA着、5時20分。駐車場はガラガラ、雪がチラホラ。しかし、この先、米原から大垣まではノロノロ、雪はかなりの勢いで降っていた。
その後、豊科ICまで、雪はほとんどなく、大町を過ぎたあたりで路面は白く覆われてきたが、順調に10時過ぎ定宿着。
ゲレンデは雪がチラチラ降り続いている。先週からこんな状態が続いていたらしい。
栂森~ハンノキ~鐘鳴丘と馬の背を各2往復して、初日は終わり。
水曜日朝、雪がシンシン降ってます。
朝になって沢山降りだした、と定宿の女将さんが言っていた。
天気はパッとしないし、威勢よく外へ出る元気なく、朝食後部屋でウツウツしていたが、10時半前出発。
車への積雪はこの程度まで。
鐘鳴丘は高校生の集団のレッスンが始まろうとしている。照明が点いてナイターモード。
上へ行くに従って、雪はドンドン降ってきて、一番上の栂森のリフトは既に休止。
その後、その下のリフトも停止。
滑っているのはいない。
下の方でも学生集団のレッスン以外は滑っているのはいない。
上から下まで、雪深く、緩斜面でほとんど滑らない。ほぼ平地の連絡路では全く滑らない。ボーダーさん達は板を抱えて歩いてル。レッスンにはならないでしょうネ、カワイソ。
ハンノキ~鐘鳴丘はスキーにならない所もあってもうヤメ、白樺ゲレンデへ。
強風が吹きだして、ゴンドラも停まってしまった。
白樺ゲレンデの北側へ落ちる斜面の端では、腰パウダーが楽しめた。
その後チャンピオンゲレンデのパウダーエリアを7回滑って終わり。
木曜日、昨日同様、雪はシンシンと。
昨日同様、威勢よく出る元気なく、朝食後ウツラウツラしていたら、ドドド~ン。
定宿の屋根雪が落ちる音で眼が覚めた。2階の部屋の暖房を点けたから、とご主人が言っていた。
豪雪地の屋根の雪降ろしが、あちこちで問題になっているが、そういう家は、要は一人暮らしのお年寄りの家だそうだ。
一人だから、家に中での暖房量が少ない、熱が屋根に届かないので、雪が屋根に凍りつくのが原因の一つらしい。
外は昨日と同じだが、栂森のリフトも動いていて、11時、ゲレンデ一番上まで着くと、当然のことながら馬の背は閉鎖。
鐘鳴丘ではボーダーが、ゆっくり真っ直ぐ滑っている。
相変わらず、雪深く、緩斜面でほとんど滑らず、栂森~ハンノキ~鐘鳴丘の連絡路では全く滑らず、昨日同様、白樺ゲレンデのパウダーゾーンからチャンピオンゲレンデのパウダーエリアへ。
少し陽が射して、白樺ゲレンデの照明が不思議な感じ。
昨日はパウダーパーンを何回も滑っているグループが2~3いて、スキースクールのユニフォームを着たグループもいたが、今日はワタクシ一人だけ。6回滑って終わりにした。
雪は止みかけてきて、15時、宿へ戻ると、車は完全に埋まっている。
少しでも掘り出しておこう。30分掛って車が見えてきた。
1時間弱で大体掘り出して、まぁこれなら明日帰れるでしょう。
金曜日、晴間が出てきだしたが、ダルい、シンドい、もうエエわ。
駐車場で除雪機を動かしていたご主人、「エエッ、滑らないで買えるのォ?」
「天気良うなったので、帰ります」
「なにそれぇ、ワッハッハ~」
いつも寄るお酒屋さんは何故かお休み。そこの駐車場から八方尾根上部~五竜方面はガスに覆われたまま。
信州は酒国、このシーズン売り出される、しぼりたて無濾過生原酒ほど美味いモノはない。
道の駅のお酒コーナーでケットし、車に戻ると、何かヘン。
雪の重みで、後加重になっている。
その後は、また安曇野~木曽路ドライブで帰宅。
最大の寒波、テキトーに楽しんで、無事終了。