蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

餃子!餃子!餃子!

2010-10-07 23:02:36 | マンジャーレ、マンジャーレ

この夏は何もしなかった。 
何もしなくても夕方になると呑みたくなる。 
呑むとなると酒肴がいる。 
と言う事で料理作るのが好きです。 料理番組はよく見るし、料理の本もよく立ち読みする、オバサンやお嬢さんにまぎれて。 調理器具や食器売り場もよく覗きます、あまり買わないけど。

8月終わり頃、新聞に海老餃子の作り方が載っていた。 ちょうど冷蔵庫に冷凍むき海老と青椒肉絲の残りのタケノコが残っていて、元町・鯉川筋裏の台湾料理屋さんの海老餃子が再現出来ないものかとやってみた。 2回チャレンジしたが、どうも上手くいかない。 海老はかなりの時間包丁で細かく叩いたが粘りがでない。片栗でつないでみたが、焼売とは違って餃子にはツナギは入れないらしい。 大体海老餃子と言うのは浮粉の皮で包んだ蒸し餃子だし、やはり冷凍むき海老では水っぽく、ダメなのかも。 と言う事であっさりギブアップ。 
しかし、皮がまだ大分残っている。 それなら今度はフツーの餃子にチャレンジしてみよう。 三ノ宮の高架下や北長狭通の安い中華屋さんで出て来るヤツ。 1人前10ケ足らずが全てくっ付いて、棒状になって出て来るヤツ。 お金がない学生の頃、サンザンお世話になったヤツ。

作り方と言うか、材料の分量、 家にある本やネットなどで調べたが、色々あってよく判らない。 なんとか3回目に 「 これや! 」 言うモノが出来た。 その内容は皮の包装フィルムの裏に書かれていたレシピとほぼ同じ。 あんなに色々調べたのに、足元が暗かったンですね。 

以下、ワタクシ流の餃子レシピです。

豚挽肉150gとキャベツ200gがペース。 ニラ、青ネギは適当に。
キャベツをとにかく細かく刻む、これが重要だと思います。 フードプロセッサーと言うシャレたもの無いので、ひたすら包丁で。 そのために作業前にはシャープナーで研ぎましょう。
Imgp2174 1時間近くガンバって、こんな感じ。これに塩少々を振りかけてシンナリさせる。

醤油、ごま油、(紹興)酒、中華スープの素、カキ油、砂糖の代わりの中華甘ミソ(甜面醤)を各小さじ×1程度、すりおろしたニンニク、ショウガ各5g程、胡椒少々、これらを挽肉に入れ、とにかくクッチャ、クッチャ練る。 ハンパークの時も挽肉に塩、胡椒、ナツメグを練り込んでから玉ねぎと混ぜる様になっている。 同じですね。

よく練ったら刻んだキャベツを、少しずつギュッと手で絞りながら入れてまたクッチャ、クッチャ。  これを繰り返し、キャベツ全て混ぜ終わったら少し置く。 皮の包装フィルムのレシピには1時間程度と書いてある。 他の用事をしても良いし、出かけても良いンです。

1時間後ゲーム再開、ここからはどこでも書いてあるやり方、皮の周りに水付けて包む、大体22~23コ出来ます。 そしてフライパンを熱し、油をまわし、並べて焼く、中火位で。 焼き色が付いたら水を入れる、1/3浸かる程度。  水が無くなるまで蓋をして蒸し焼き。

Imgp2175 こんな感じで表面がテカテカになってくると何故かウレシイ。

Imgp2176 チョット焦げ気味ですが。

旨い作品ができると幸せです。  昨日も幸せだった。