フーテンの寅さんは、映画の最後のシーンで毎回、年賀状か暑中見舞いを書いている。それには「後悔と反省の日々を送っております」と綴ってある。 要は寅さん、年二回は後悔と反省をしてますね。
ワタクシも、昨日は後悔と反省、と言うか一日中寝てた。ノドもヒリヒリする。
前日の飲み会で大声あげてハシャギ過ぎたかも知れない。 普段は外部との接触をひかえた生活。 2~3日だれとも口を利かないこともよくある。
3年前までは全く逆、機械を売る仕事だったのでしゃべりまくっていた。 PR、仕様打ち合わせ、ネゴ、納期調整、 客先の広い商談室で、自分の声だけが響き渡っているのに気が付いて、ああハズカシ、てなことも度々。
そんな3年前まで一緒にやってた仲間たちとの飲み会。
皆さん、お久しぶりです、ドンドンいきましょ。
当然“皆さん”はまだ働いておられます(機械ヤメで農業してる人もいますが)。 その中の一人、コイツは歳もひと回り若いし、趣味も違うし、入社したての2年ほど一緒に仕事をしただけで、その後は営業部署も違う、上司・部下になった事もない。 しかし、会えば色々よくお話しをする。 で、いつの間にか他メンバーと別れ、三ノ宮の老舗ジャズ喫茶(今は夜がメインのバー?)で呑んでいた。 その後、布引谷の我が家へ。 ここが一番近い、彼の家までと比べても。 家に着いて、“布引谷”の水割りを飲みながら、取りあえず風呂は沸かして入った。 何時頃だったかは判らない、何を話したかは憶えていない。 気が付けば朝だった。
毎日遅い時間に帰宅し、土日出勤や出張も多い彼には、かわいい盛りの一男一女がいる。 ウィークエンドは貴重な余暇だ。 前夜は無理やり引っ張って来たかも知れない、大事な土曜の前半を彼の家族から奪ってしまったかも。 で、ワタクシ、昨日は後悔と反省の一日を送っておりました。 ただ寝てただけ、だけど。
外部との接触を控えた生活、別に苦にはならない。不安になる事がないとは言えないが、これは喋りまくっていた3年前も同じ。 どんな生活をしていても不安は付きまわる。そして後悔と反省も。