コレクターではないのだが、使われずに失われるのももったいないので、余剰火鉢を親戚に送ってもらった。
前にも書いたと思うが、母方の実家がかつて商売していた時に、お得意様向けにノベルティとして配った陶器製の火鉢。「小さい…」と聞いていたので、てっきり手炙り用のミニチュア・サイズを想像していたのだが、届いた物は大きめで、高さはいま使っている物と変わらず、直径がやや小さい感じ。
母の記憶を辿ってもらうと、物心ついた頃には既に使っていたというので、戦前から戦後にかけての物らしい。よく見ると、屋号とともに電話番号が書かれているが、3ケタの数字しか書いてない。電話がそれほど普及していない時代、3ケタで十分だったとは何かの本で読んだ事があるが、まさにそれ…。母が言うには、電話に付いたハンドルをぐるぐる回さないと掛けられない黒い物だったと言う。もうドラマじゃないと出て来ない電話だろうと思う。
なんやかやで60~70年は経っている「火鉢」。傷みも無く、再度本来の火鉢としての復活を待っている。今シーズンの復活もまんざらじゃ無いのだけれど、今使っている炭はうまく割っても大きめなので、扱いづらくなってしまう。来シーズンまでに相応の炭を用意してあげようかと考えている。
前にも書いたと思うが、母方の実家がかつて商売していた時に、お得意様向けにノベルティとして配った陶器製の火鉢。「小さい…」と聞いていたので、てっきり手炙り用のミニチュア・サイズを想像していたのだが、届いた物は大きめで、高さはいま使っている物と変わらず、直径がやや小さい感じ。
母の記憶を辿ってもらうと、物心ついた頃には既に使っていたというので、戦前から戦後にかけての物らしい。よく見ると、屋号とともに電話番号が書かれているが、3ケタの数字しか書いてない。電話がそれほど普及していない時代、3ケタで十分だったとは何かの本で読んだ事があるが、まさにそれ…。母が言うには、電話に付いたハンドルをぐるぐる回さないと掛けられない黒い物だったと言う。もうドラマじゃないと出て来ない電話だろうと思う。
なんやかやで60~70年は経っている「火鉢」。傷みも無く、再度本来の火鉢としての復活を待っている。今シーズンの復活もまんざらじゃ無いのだけれど、今使っている炭はうまく割っても大きめなので、扱いづらくなってしまう。来シーズンまでに相応の炭を用意してあげようかと考えている。