おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

党首討論。

2006-02-23 13:36:26 | 我思う、故に書くなりよ。
火鉢と一緒に届いた生チョコを堪能しながら見る…(見た)。

途中で眠くなってしまったが、ものの数分で目が泳いじゃってるんで、

「あー。こいつ逃げるな…」

案の定、何も新しいコトは出ずに終わってしまう。なんだか、ちと頭の良さそうな中学生が補導員に理屈並べてゴネてる…って感じ。さほど期待もしていなかったので、大きくガッカリ…とかって感じも無い。なんだろう? この感じ…。

最近見た映画「男たちの大和」を見た後の感じに近い。

「おそらく、そーなるだろう…」

と言う、新聞のTV欄に書かれている概略を見た上で見るドラマ…を延々と見ちゃった感じかなぁ。NHKスペシャルとかテレビ朝日でやっていたドキュメンタリーの方が遥かに感慨深く、ずっしりとした手応えがあったんだけど、ヒドクガッカリするとか、やり場の無い怒り…ってのも起きない。「金返せコノヤロー!」って方向に無く、お金払って見ちゃった自分の情けなさに浸る…そんな感じ。

やっちゃったなぁ、民主党。どーすんのかなぁ…。

何故に追及の方法を誤ったのか? これ、ヒドク謎。

議員個人の力量の差があるとは言え、耐震偽装問題なんかじゃ立派だし、頼もしい追及を続けている。それと、同じ党なんだけどねぇ…。実に怪しいメールでも、筋道立てて追及すれば、それなりの結果が引き出せたんだと思う。その後にどう転ぶかは別だけれど、そもそもが「怪しいメール」なワケで「書いてある内容は事実だから国家権力使って調べろ…」って言われて誰が取り合う? 一般人の感覚で言えば「ふざけんなコノヤロー!」な話だよ。そんなのがまかり通る様だったら、何でもアリになっちまう。

「民主党の○○議員が××会社の社長から金貰って便宜図ってる…」

なんてメールさえ流しておけば、根も葉も無いのに大きな時間と労力割かれててんやわんやしなきゃならなくなるのと一緒だし、実際にこうしたヨタ話は幾らでも出回っている。そんなのにいちいち付き合わなきゃならなくなるのを覚悟してなら話も別だが、そんな気はどこの党も無いだろうし、相手が国会議員ならまだしも、今回は私人が取り敢えずの相手だ。それだけに、怪しいなりに丁重に扱わないといけなかったのに、党首が率先して踊っちゃったらなぁ…。

それなりの「確証」を持っているとは言い続けているが、本当に持っているならメールと共に上手く使って、その先に犯罪に繋がるモノがあるならば、やはり司法の手に委ねるべきだろう。それからでも、国会の場でド突き回して、国民にアピールするなり、与党に致命的な打撃を与えるなり出来るワケだし…。

せっかくなチャンスが「致命的な自爆」になっちゃったよ。

今、幹事長が「確証を持っていない…」と発言している。この問題は幹事長一任…ってコトらしい。党首はこのまま頑張るらしいし、豪快にド突き回した議員の扱いは幹事長任せ…みたいだ。もう、ボロボロ…。引っ込みがつかなくなったのは判るんだけど、痛い…と言うか、気の毒だよなぁ…。仕切り直すにしても、もう相当に痛いし、このまま押し切るとしたら痛いどころじゃ済まないと思うけどなぁ…。

「情報」の扱いを間違えるととんでもないコトになる実例が出来ちゃった。
でも「善例」ではなく「悪例」として「前例」にしちゃうみたい。やれやれ…だ。


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