最近、YouTubeで、ウクライナの戦争でドローンが多く使われていることが話題になっている。
戦地から、遠く離れた安全な場所で、画面を見ながら、爆弾を落としたりを遠隔でしている画面を見ている。
その他にも、危険な、原子力発電所の炉の廃棄作業などで、働く遠隔ロボットのこんな写真を見てきた。
今日新聞見て、最初はその一種かと思ったが、実は違っていた。
面白いと思ったのは、下の写真です。
やっている仕事は雲仙普賢岳のふもとに貯まった噴火堆積物の除去を遠隔操作で除去・運搬の仕事のオペレータの人達の写真である。
雲仙普賢岳の山肌に残る膨大な堆積物は雨で流れ、土石流になる恐れがあり、一帯は立ち入り禁止であるので、一キロ離れた場所から、油圧ショベルカーやダンプカーをリモコンで使い、無人化で除去作業工事を行っているらしい。
働いている人は、寒い冬でも、温度や湿度が保たれた部屋で、作業服が汚れることもなく、振動や音もなく快適に作業できる。
しかも、写真のように力がなくてもやれるので、女性が働いている。
写真を見ていると、宇宙ロケットのコントロール現場の様であるが、言われてみれば、現在の遠隔操作の技術は何時でもこんなことはやれる状態になっているのである。
これから容易に類推できるのは、過疎化した場所の農業とか林業とか、漁業などはもっとこうしたリモート化された作業が増えてもよいように思う。