・・・標記の「センテナリアン」という言葉は「一世紀を生きた人」という意味だそうです。
最近、報道などで、よく「人生100年時代」と言われていますが、ちょっと大げさなと思っていましたが、日本人の寿命は「2007年生まれの日本人の半数は107歳まで生きる」という予測があるそうです。
「人生100年時代」はまんざら嘘ではなさそうなのです。
自分の子供のころ、近所に住んでいて、1日中、何もしないで座っていた高齢の老人の記憶と、その老人とほぼ同じ年の自分を含めた今の老人が元気に出歩いている現実と比べると、そのギャップ年齢が、なぜなのか不思議で仕方がなく気になります。
それは、子供の頃の不確かな記憶と、現実に自分を見つめる目とのギャップによる為かなと、推測してみたりしていました。
そこで、実際のデーターを調べてみました。
1957年の日本の平均寿命を調べると、女性が67.7歳、男性が、63.2歳でした。
2019年の日本の平均寿命を調べると、女性が87.4歳、男性が、81.4歳で、この62年の間に、約20才平均寿命が延びていました。
平均寿命が延びたのは、医療技術の進歩だけでなく、上の数字の60年、日本には戦争がない、平和で豊かな時代が続いたことが平均寿命が延びた理由らしい。
自分の子供の頃の老人の記憶(多分、その人は70歳くらいだったと思うが、今の周りの人の感覚でいうと90歳くらいの外見)と現状の平均寿命のギャップ年齢とは、数字的にも、よく合っているように思います。