・・・ここのところ、新聞を開いたり、テレビを見たりすると、見たくもない自民党の総裁選を見せられている。
国民の知らない、訳の分からないところで、総裁に立候補していない人が、なぜか出てきて、
その人が、自民幹部に都合がよかったので、首相になることが確実視されているという政治茶番劇は、見ている人には腑に落ちないと思う。
実質、今の日本では、首相を選ぶと言う事は、自民党の総裁を選ぶと言う事になっている。
したがって、この時点で、国民の選択願望と選ばれる首相とは、結果が離れてしまう。
自民党の総裁を選ぶ方法を決めるのは、自民党の幹部会である。
したがって、自民党の幹部会で、日本の首相を選んでいることになる。
これは少しおかしくないだろうか。
日本の首相を選ぶ権利があるのは国民だと思うが、自民党の幹部会にその権利があるのですか。
従って、国民が自民党に多数を与えることは、自民党の良く分からない一部の幹部会に首相を選ぶことを白紙委任していることになるのです。
これは何とかしなくては、日本の首相を選ぶ仕組みに、選ぶ時点で、国民の意思が入るような、仕組みにするべきです。