・・・・新聞に沖縄の小学生の投稿が載っていた。
その子は群馬から、沖縄に引っ越したそうです。
そして、沖縄に来て、初めて戦争のことを学んだそうです。
群馬の学校にいたその子は、それまで、戦争の事は、全然知らなかったと書いています。
沖縄で戦争の事を学ぶと、彼女の一年生の弟が「戦争は駄目だよ、身体だけでなく、心も壊れる」と言うようになった様です。
私も、なぜ践祚違反帯の思想に馴染んだかと思って、子供の頃を振り返って、思い出すと、
私が小学生のころは、男性の教員のほとんどの人が、兵士として、戦争から、復員して来たばかりの人でした。
だから、子供争い事だったり、・・・何かあると、教室で戦争は駄目だと生徒に話をしていました。
勉強として、習ってなくても、私たちは戦争被害者から、毎日、話を聞いていたことになります。
(しかし、子供の頃には、近所に防空壕の跡が残っていたりしました)
日本の社会も、戦後70年経って、戦争経験者が子供の周りからいなくなって、戦争についての情報もなくなり、世の中が変わったのだと実感しています。
そうなると、又、馬鹿な戦争をしたい、という人が出てくる可能性が高まっていくのでしょう。