・・・我が家の庭に、自作のレンガ積みの石釜がある。
作った目的はパンやピザを焼いて楽しむ為である。
最初に作ったのは、五年前の2011年でした。
その時に書いた構想図
完成した石釜
初代の窯の不具合を改良した、具体的には、燃料を燃やす場所と、調理をする場所と分けた二段構造の窯を2013年の3年前に作った。
上が二代目の構想図
2013年に完成した二代目の石釜
改造してから、もう3年たって、現在、感じている不具合を改善した、三代目の石釜を作ることにした、そして、不具合改善の構想を練った。
今の窯の不具合箇所は、
①外壁が薄く、断熱が良くないので、高温をキープできない。→今回の改善では、今の窯をそのままにして、内室は小さくなるが、内側にレンガとコンクリート板で内部屋を作って、調理室の壁を、二重構造にして、釜の断熱と蓄熱を向上する。
②熱が中央の煙突から、逃げてしまい、且つ、煙突の途中に設けたダンパーの性能が良くないので、排熱が多い。 →燃焼による熱をしっかりと蓄熱するために、排気の煙突を前に持って来て、且つ、しっかりとしたダンパーを設置する。
③開口部が大きい。 →開口部を小さくし、開口部の蓋に断熱材を貼る。
上の図面が三代目の構想図です。
DIYで売られている、溝蓋の35㎜厚みのコンクリート板を上下に設置して、内側に料理室を新たに作る。
下の燃焼室で得た火力の通り道を図の赤い線で示した。
調理室の下床は燃焼排気が上下を二回通過して、上下から調理する下床が熱される。
古い煙突は上から砂を入れて穴を塞ぎ、一番熱が逃げる天井をしっかりと、断熱しようと思っている。