・・・朝日新聞を読んでいる。
私が愛読している新聞連載小説は、朝刊は沢木耕太郎の「春に散る」、夏目漱石の「復刻版夢十夜」、
夕刊が宇佐美真理の「ウメ婆行状記」である。
表記の長い新聞連載小説と云うのは、夕刊の宇佐美真理の「ウメ婆行状記」のことである。
この小説は、通常の新聞連載小説の分量の4倍の文章が毎日読めるので楽しめる。
しかも、内容が、江戸時代の話なので余計、私には楽しい新聞連載である。
一回の掲載分量が多いのは、完成された後に、新聞連載小説を載せているからである。
連載の著者の欄には遺作と著者名の下に書いてある。
詳しい事情は調べてないが、小説が完結されたものなので、一回の分量が多いのは納得できた。
長い新聞連載小説は新しい、連載のスタイルで、とても良いと思った。