・・・過日、この欄で紹介した、電動鋸を使って木の幹を切り出し置いてあった材木から板を切り出したことを書いた。
「板を切り出しているところ」
「加工して塗料を塗って仕上げた"銘木の椅子"」
・・・その木使って、花置台に使えそうな「銘木の椅子」を作った。
幹から切り出した銘木風の板を削って二枚の板を接合して、安定するように脚をつけて、最終的には透明色カシュウ塗料を塗って仕上げた。
・・・過日、この欄で紹介した、電動鋸を使って木の幹を切り出し置いてあった材木から板を切り出したことを書いた。
「板を切り出しているところ」
「加工して塗料を塗って仕上げた"銘木の椅子"」
・・・その木使って、花置台に使えそうな「銘木の椅子」を作った。
幹から切り出した銘木風の板を削って二枚の板を接合して、安定するように脚をつけて、最終的には透明色カシュウ塗料を塗って仕上げた。
・・・私は木工歴も長いので、電気鋸と言われる幾種類かの電気鋸を持っている。
何種類かの大きさの丸鋸、電気糸鋸、ジグソー、チェンソー、押し切りタイプの丸鋸などなど。
最近買った種類は手鋸を電動化したようなタイプのもので、使い方を、私はもう一つ理解できてなかった。
だいぶ以前に、庭の木を切った幹を残してあった。その太い木の幹から、板を切り出そうとしたときに、威力を発揮した。
・・・丸鋸で切るには、太すぎる、 チェーンソーは木が短いので、作業が危険、手鋸では体力的に切れない。
しかし、この電気のこぎりは素晴らしくよく切れた、しかも、切断面は、鋸の刃幅が広いのできれいで、まっすぐに切れた。
・・・今回の木の幹から板の製材で、鋸を買ってから、初めて役に立った。
・・・家人が買った人形用の椅子の椅子を作り始めたのはずいぶん以前のことです。
凝ったロッキングチェアーから、簡単なマルスツールまで、色々と作ってきた。
・・・上に載せているのは居間においてあるものを並べたのです。
人形が座っているので、椅子の詳細な形はわかりにくいですが。
・・・写真のなかで、今回、製作したのは左から三番目のものです。
・・・昨秋、庭木を剪定した時に枝の一部を乾燥させ、保存してありました。
その枝を使ってミニサイズの人形に合わせた椅子を作ってみた。
・・・枝だけを使って作るのは難しいので、座面に端木を使いました。
座面の形は背もたれに使った枝の形に合わせた形に切り抜いた。
枝は不定形なので、椅子の足に使う部材は高さの調整が楽なように、三本足にしました。
・・・全体の部品がそろったので、まず色塗りをした。
色は白色ですが、仕上がりの綺麗さを考えて、ペンキの刷毛塗りをした後ラッカーの拭きつけで仕上げした。
・・・乾燥した後、現物で確認しながら、組立用ボルト穴をあけた。
「組立ボルト座ぐり孔加工」
・・・組み立て後の写真。
移動時の為に先端にキャスターを付けた。
座り心地は横木の一部が体にフィットしてないので、調整が必要かと思った。
・・・四日目の加工はデッキチェアーの背もたれをリクライニングにするために部材の現物を使ってリクライニング部材のデザインと木取りをした。
・・・写真で示すように今回もリクライニングの部材の設計のために段ボール紙を使って現物で作ってみた。
写真の状態が一番背もたれが倒れて状態です。
・・・此処のところ暖かく、天気も良い日が続くので、木工日和です。
掃除がしやすいように庭にブルーシートを広げて木工作業をする。
デッキチェアーの作業三日目は、先日、木取りした部材の横板はジグソーで切り抜いただけなので、直線カンナとRカンナを使って滑らかな曲線に仕上げた。
「周囲のカンナがけをした。内Rの場所は内R台のカンナを使った』
・・・かんながけで全周を仕上げた後、トリマーを使って角にRをつける加工をした。
・・・横板をつないで、身体に当たる横木はテーブルルーターですべてR面をつけた。
・・・横木を取り付ける座付きビス穴をあけた後平面グラインダーで仕上げた。
三日目で部材の主要な部材の木工の下加工が終了した。
・・・デッキチェアーの製作二日目はDIYの店で買ってきた三種類の大きさのツーバイフォー材を使って、デザインに合わせて木採りをした。
「19x140x1825 材から横板をジグソーで切り出した』
「今使っているのは強力なBoseのジグソー」
・・・切り出した横板と段ボールの型紙。
「テーブル丸鋸と製材した横木」
・・・横板をつなぐ横木を38x89x1830 材から38x21x605 の材料を丸のこで切り出した。
二日目の工作は此処までとしました。
・・・思いついて、木工で 「 木製のデッキ・チェアー 」 を製作することにした。
以前、クルージングした時に、見たデッキ・チェアーのイメージとホテルのプールで見かける木製のデッキ・チェアーがあるが後者をイメージしてデザイン画を描いた。
「私のデザイン画」
・・・あくまでもイメージなので、作っていく途中に多少、デザインは変わっていくとは思いますが、私が描いた「デッキチェアー」のデザイン図です。
曲線は自分の体の曲線に合わせて描きました。
デザイン画だけでは物が作れないので、実物大のデッキ・チェアーの曲線を段ボールで描いて切り抜いた。
・・・50cmの曲尺を一緒に写真を撮ったので、大きさが判ると思う。
これは背もたれを立てた状態である。
此処までの製作に一日かかった。
・・・ルーターテーブルを作ってから、額縁を試しに加工に使ってみましたが、どうも思うような作品が作れないので、再度、チャレンジしてみました。
七月に奥入瀬渓谷に行った時の絵をP10号のキャンバスに描いて、寝室の壁に額縁に入れずに絵を掛けてあったので、今回この絵に合う額縁を作ってみました。
・・・絵の暗い色合いとバックの壁も濃い色なので、額縁は木材の白木の肌合いの色の額縁にすることにしました。
・・・適当な寸法の木材が見つからなかったので、2x4のパイン材を丸鋸で38mmx28mmに製材して使いました。
内側にはベニヤ材の上に壁紙を張った内枠をつけました。
木材の仕上げ塗装はカシューの透明塗料を布でふきこみました。
・・・額縁作りで難しいのは額縁の四隅でピタッと45度の切り口を合わせることです。
今回もうまく合わせることが出来ず、誤魔化してあるので、写真では、はっきりとは説明できませんが、製材の寸法ハラツキ、部材の切断長さバラツキなど、反省点がいっぱいありました。
・・・先日、額縁の周囲をルーターで仕上げたことを記事にした。下の写真がその時の出来上がりです。
・・・今日は木製の部分をカシュー塗料のこげ茶色を布にしみ込ませて拭き込み、乾燥した後クリアーニスで仕上げました。
・・・木製部分だけでは枠の幅が狭いので、五ミリの厚みのベニヤ板で内枠を作り、表面に布地の壁紙をはりました。
上の写真は仕上がった額縁にカレンダーの写真を入れて撮影したものです。
今、油絵でこの額縁に入る絵を描こうと思っています。
・・・先日、ルーターテーブを新しく製作した記事を描きました。
製作したテーブルの写真を下に載せます。
あの後、作業がしやすいように横にルーターの入切りスウィッチを配線しました。
黒いパイプは切り粉吸引用のパイプでこれに掃除機のに吸い込み口をつなぎます。
・・・削ったのは木で作ったA4の大きさの額縁です。
周囲の内と外にルータービットで段付き模様に削りました。
・・・額縁の周囲を削った段付きの形状を下の写真に載せます。
・・・テーブルに切り粉吸引パイプを取り付けたので、室内で作業しても切り粉は飛び散りませんでした。
しかし、掃除機とルーターの音が煩いので、室内でやる時は防音の配慮が入ります。
・・・毎日見ている景色が同じだと、模様替えしたくなることと、だんだん不用品がたまってくる、いい場所にセッティングしてあるがほとんど使わないものなどが邪魔に感じるなど、それらをもう一回配置換えして、整理整頓すると、何か気持ちが落ち着きます。
・・・木製家具を長年使っていると当て疵が増えて目立つようになる。
木の地肌が白い色の材質を使い、且つ、濃い色の塗装をした家具の場合は特に目立つ。
今回修理した家具はまさしくこの条件に当てはまるテーブルです。
・・・写真は修理後の写真で殆ど疵が目立たなくなった状態です。
修理のやり方で、一番いいのは完全に塗装をはがして、再塗装すればよいのであるが手間を省く事と塗装色が特殊な場合は今回やったような修理が良いと思う。
・・・今回の修理方法は製品の色に合わせてアクリル絵具で色を調合して、細筆で塗装のはげている部分だけ調合した色を塗る方法が簡便で仕事が早いです。
作業をする上での注意を整理しておきます。
①表面の汚れを洗剤で良く拭き取る、場合によっては有機溶媒で、塗装汚れもふき取る。
②色の調合は実際の家具の色より少し濃いめの色に調合する。
③色を補修した後は透明の油性ニスを使って、塗ったところと、塗ってないところの家具のつやを合わせる。
・・・当家には私が20年前に作って、改造を重ねて来た、ロッキングチェアーがある。
下の写真は1992年に最初に制作したロッキングチェアーの写真です。
…背もたれ部に1992と数字が彫ってある。
背もたれ部が座った時に、低かったので、改善したのが、次の写真である。
・・・写真を良く見ると背もたれ部の支柱が継ぎ足してあるのが判ります。
それから庭でくつろぐ時に使用して10年、使用している木材が一部腐ってきたので、背もたれ部の支柱と腕置き部を新しい材料で修理し、背もたれ部の数字を2003に書き換えた。
・・・全体に木材の色がくすんできたので、白ペンキで塗装した。
それから、7年経って、色の再塗装と背もたれ部を改造して、座った時の頭置きの横棒に、2010.8.と文字を追加した。
・・・これで、当分、愛用のロッキングチェアーは快適に使えそうです。