ホワイトな夢とブラックな夢の物語。浅田ワールドですな。しかし、結末はなんか唐突感がありあり。
普通に読めるんだが、なんか退屈。いまでは死語の「純文学」という言葉がちらついてしょうがなかった。
これはいいね。金魚姫というファンタスティックな世界と、どうしようもなく現実感のある主人公がうまくマッチしている。主人公の生活感がリアルだからこそのなせるワザでしょう。