1月末以来のレッスンがありました。
2か月以上も空いた????・・・その間の記憶がないのがコワいです。
1月は「もし弾くとすれば6月?7月?」のショパンの葬送第1楽章をみていただきましたけど、
今日は「弾くのは8月末」の曲でした。・・・・・・シューマンの五重奏の第1楽章(本番は全楽章)。
これはまったく初めての曲で、譜読みから。
いつも不思議に思うのですけど、曲はよーーく知ってるのに、実際弾いてみると、笑っちゃうくらい拍が取れないところがなぜかアンサンブルってあるんですよ(あくまでも私の場合ですが)。
なんでとれなくなるのかもわかるし、どうやればいいのかもわかるのですけど(たぶんひとさまには練習方法を説明できます・・・・笑)、
でも、いざ普通のテンポで、まったく勘定せずにやるとコケる。わかるのとできるのは違うってことですね(汗)。
そういうことも含めてアンサンブルって好きなんですが。。。。
もちろん、自分がある程度弾けないことには、ほかの楽器の音なんか聴く余裕がないので、
細かいことはともかく、「迷惑をかけない程度に弾ける」ことは大前提だと思うのですけど、
とにかくやってみないことには・・・・・・です、ほんと。
全楽章ではないまでも、ここ数年、年に1曲はやってるような気がしますが(もちろん遊びのもあります)、
素人の遊び程度のこととしても、やっぱりなんとなく継続してやれてきているというのは大きいなあと思います。
さらに、昨年のセミナーも含めて、レッスンでいろいろ教えていただくことにより、「ああ、そうだったのか」と納得できたり、
「そうなんだ~」と発見したりできることもあり、さらに学ぶことは多いです。
今日レッスンのあとでひとりでお茶を飲んでいましたら、おそらく私よりは年配の女性が話しかけてこられました。
「荷物(楽譜)が多いですね~、先生みたい(笑)」
しばし話していて、ポピュラーピアノの初心者でいらっしゃることがわかりました。
「なんでもいいんです、なにか習えれば。でも、時間をちゃんと確保して練習しないと、すごく恥ずかしい演奏になるし、ヘッドホン外して自分の生音を聴くとこれまた恥ずかしいし。弾けないところを何回も繰り返して練習しないといけないのに、なかなかそういうことしないし」
・・・・同じなんですね。ほんとおっしゃるとおりです。自分の生音にきちんと向き合うまでにけっこう時間かかります。
弾けないところを「弾けない」と自覚するのもある種の勇気がいる。
今それらのことができているかといわれると、自信はないですけど、
ここ4年くらいで、たぶん後退はしてないんじゃないかな・・・・・・・そういう気がします。
いろいろな方々に支えられて、教えていただいてなんとか進んできている・・・・・そう思います。
それもこれも40過ぎてからのことで、私の場合、たぶん40過ぎないとできなかったことなんですね。
そしておそらく、長期間のブランクがないとできなかったことでもあり。
そういう意味で、子どものころは自分は早熟型だと思ってましたけど、ぜんぜんそんなことなかったです(笑)。
20代で自ら命を絶った友人が複数いるのですけど、
40代まで、ふて寝したままでもいいから、とにかく生きてみたら、なにかがかわったかもしれないのに・・・・・・・そんなことを思ってみたり。
・・・・・学校に行っているわけではないですけど、なんとなく新学期の気分のこのごろ。