~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

復活いたしました

2007年05月29日 23時39分22秒 | 雑感
ご心配をおかけしていたパソコンと私の不具合ですが、
なんとか両方とも復旧いたしました。
不具合中、何人もの方からコメントや個人的メールなどいただきましたのに、
お返事も申し上げず大変失礼をいたしました。
いきなり飛ばすのもなんなんで、徐行運転で参りたいと思います。

さて、BBSに告知したものなのですが、MIDIはできているのですのが、UPに手間取りまして目下勉強中です。今しばらくお待ちくださいませ。


話変わって・・・


ちょっと前に見た新聞記事によると・・・・
今二世芸能人が続々デビュー中だそうです。
私らとだいたい同世代の歌手や俳優の二世さんがすでに10代後半ということで、これがひしめきあっているといってもおかしくない状態だそう。
単なる親の七光りさんもいるでしょうけど、中には両親の名前を伏せてオーディションを受け、「これは!」とスカウトされた期待の星が実が二世だったりするケースもあるそうです。

名前を言えば誰でも知っているような、アイドル同志の間に生まれたある息子さんなんですが、なんでも「演技の基本ができている」のだそう。
どうもそれは、演劇を習ったとか、親が教えたとかいうことではないようなのですが、とにかく自分の表情をよく知っている。そして表現に「幅」がある。
もちろん両親から受けついだ才能ということはあるのでしょうけど、それよりも、両親が日頃鏡を見て自分の表情をチェックしているのを見て育ったことが大きいらしく、この息子さんも子どものころからそういうことが日常的なこととして定着しているらしいです。

最近の音楽番組で、某ピアニストさんが「ピアニストになるためには」というタイトルでお話されてましたが、第1番に「環境を整える」ということを挙げておられました。小さいころから音楽でいっぱいの日常であることが理想的だと。
そういえば、音楽家も二世がとにかく多いですね。有名な話ですが、バレンボイムは両親がピアニスト、お客さんもピアノ関係というピアノだらけの日常で、子どものころは「人間というものはピアノが弾けるのだ」と思っていたらしい。
親が同業だと「ピアノの森」の雨宮クンみたいに大変なことも多いでしょうけど、プロになってからのエージェントとのつきあいだとか、その世界独特のしきたりみたいなものなど教えてもらえることもあるだろうから、プラスの面もあるでしょうね。

演奏(もちろん他のジャンルでも)で生きていこうと思ったら、才能があるだけではなく、才能をアピールする才能も必要なわけで、こればかりはただただ家で練習していてもだれかが発掘しにきてくれるわけでもなし、やはりプロになるっていうのは大変なことなんですね。

そういうもろもろ含めて、「環境」っていわれればなるほどそんなものだろうなあ・・と思うようになったのは、やはり私もそこそこ年をとってきたせいですかね?
若いころは「親」だの「環境」だの「見合い(??爆)」だのに少なからず反発を覚えたものですが・・・。

やっぱり親になったせいですかね?