広告でラップした新聞

　定期購読しているＳ新聞が、広告でラップされて届いた。広告内容は22日開幕の秋季国体である。奇をてらった表現のつもりかも知れないが、常軌を失った企画としか思えない。さながらスポンサーに乗っ取られたような紙面構成で、新聞の体裁をなしていない。しかも一度ならず、9月の夏季国体開幕の時に続いて2度目である。

　義父も同じだった。夕方、私たちが訪問したのをきっかけに「今日、中身のない新聞が届いた」と言う。聞けば一番に目を通すラテ面が見当たらず、そのまま古紙に回したそう。経緯を説明して古紙を引っ張り出したきて納得したが、ちょっと目を離した隙に、最寄りの新聞販売所へ「今日は中身のない新聞が届いた」と抗議電話をかける一幕もあった。

介護保険法の改正

　お袋がアルツハイマーを発症したのは平成2年9月、67歳の時。進行が緩やかだったので8年間は何とか在宅で看護した。
　平成5年4月には親父が75歳で亡くなったが、その前1年間は手術の後遺症で認知症がつき、同時に二人のボケ老人を抱えて大変だった。
　しかし、お袋の痴呆の進行とともに手に余るようになり、平成10年4月からは介護老人保険施設に世話になり7年が経過した。現在は「要介護4」で息子はもとより孫の識別もできなくて、一番手を煩わせた家内だけはかすかに感じているようだ。

　この度の介護保険法の改正に伴い、平成17年10月から「施設の居住費（滞在費）と食費が介護保険の対象から外され自己負担分」となる。
　理由は同じ要介護状態の人でも、在宅者と施設入居者の費用負担におよそ2倍程度の差が生じており、この不均衡を是正するためと聞き納得。
　お袋のケースに当てはめると、これまで自己負担の月額は約62,000円だったものが、プラス約30,000円となる。会社を辞めて仕事に就いてない私にとっては手痛い出費だが、在宅で看られる状態ではないので致し方ない。
　日本は世界に冠たる長寿国で結構なことだが、それも心身ともに健やかであってのこと。

立て続けにOB会

　11月5日に旧友会（ＯＢ会）があるが、出欠返事を保留にしていた。そこへ今日また別口ＯＢ会の案内があった。卒業以来この類の会への出席を逡巡しながら、ついつい失礼していた。

　11月14日～16日、島原方面へ気のおけないメンバー8人で旅行、と言うのでお誘いに乗ることに。メンバーの最年長は親父の歳で、私が勿論最年少。平均年齢は72歳になる。
　マイクロバスを駆って島原方面とのこと。この中に車好きが4人おり、交代で運転することになる。いささか不安がないでもないが、心して安全運転で参ろう。

豊作の柿をショウヤク

　裏庭にある西条柿の老木に鈴なりの実をつけた。昨年が凶作だった分を取り戻して余りある。こぶりながら量だけは、ポリバケツに軽く7杯。

　これからつるし柿、淡し柿にショウヤクするのが大仕事。淡し柿は焼酎35度を噴霧して、ビニール袋に詰めて、5日後には出来上がり。
　孫、子に食べさせてやりたくて、家内の丹精になる手作りなのだが、生憎いずれの孫も柿は少し苦手のようだ。

　　　
　　　　　　　豊作ながら小粒
　　　
　　　　　　　つるし柿はオレンジ色の“玉すだれ”
　　　
　　　　　　　焼酎で淡し柿

依然として不整脈

　昨年2月に突然不整脈が出た。ホームドクターからは心電図をみて「心配はない」と「リスモダン錠5」を処方される。その後、薬を服用している間は正常脈にもどるものの、ややもすれば不整脈が起きる。

　本日、1年８カ月ぶりに再度心電図をとると、昨年2月の時と同じ状態。血圧は168-83と、いつもよりかなり高め。先生は、過労や睡眠不足がないこと、過度のアルコールやコーヒーなどを摂ってないことなどを確認の上、「糖尿が悪化して（不整脈が）起きることもあるが、（心電図を見る限り）心配はない」との見立て。
　しかし、部位が心臓だけに気色が悪い。当方からその旨を告げて改めて岡山医大の循環器内科を紹介して貰うことに。一度精密検査を受ければ安心する。