てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ファイリング・システム

2011-02-08 17:09:00 | ビジネスと社会
 「ファイリング・システムの重要性」-新入社員として駆け出しの頃、所属上長S田さんからプロパーのイロハとして教わったうちのひとつだ。当時はファイリング・キャビネットに“紙に印刷したアナログデータ”で収納され、やたら大場所をとっていた。それでも代々引き継がれ、今やデジタルデータ化されて小さなパソコン内にあるはずだ。

 あれだけ口を酸っぱくして叩き込まれたはずなのに、40年の時を経て、如何せんこの教えが励行されていないのが、甚だ残念である。
 デジタルデータはいざ知らず、アナログデータのままで保存してあるものが、いざ必要なときにすっと出てこなくて、散々探し回ることがある。

 今日も確定申告に際し、必要な書類がすぐに取り出せない。後日大切なものだからという認識はあったので、どこかに保存しているはずなのだが、あまりにも仕舞い込みすぎたものと思われる。要は整理の要領が悪いということ。
 必要なときに、必要な人が、すぐに情報を取り出し、活用できるように、 情報の共有化をしてこそファイリング・システムの本領が発揮されるというもの。

 他にもS田さんの教えは、今でも頭の中に“ファイル”している。「正常販売の推進」、「販売網の充実」、「店力の強化」、「市場の再点検(テリトリの深耕)」、「科学的販売の遂行」、「経費節減の徹底」などなど。
 これらはいずれも相手があること。己の心がけ次第で出来、しかも全ての根幹をなすのは「ファイリング・システム」の構築であろう。
コメント (2)
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