てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

案ずるより

2010-11-09 15:35:00 | 健康と医学
 漆黒の闇と言うと少し大袈裟だが、立ち込めていた暗雲がサーッと晴れた。病は気からの言葉通り、すっかりブルーな気分でブログを書く意欲すら失せていたほどだが、あれこれ案ずるより、もっと早く医者にかかるんだったという思いで、これまでを振り返った。

 1、2年前から右眉尻に出来ていた米粒大の少し隆起したホクロ状のものだが、ややもすれば眼鏡着脱の際にツルを引っ掛けたりして、ここ2~3週間で急に大きくなった。しかも気になっていじったりすることでもどんどん増殖し、とうとう5㍉大のミニミニぶどう房状になった。

 メラノーマ(悪性黒色腫)というホクロ癌のことも不安要因として脳裏をかすめ、思い余って岡山S総合病院形成外科・Y井医師を受診した。ひと目みるなり老人性イボと診断され、その場で冷凍療法による施術を受けた。

 予想だにしないほどいとも簡単で、目がテンとはまさにこのこと。序でに30代の頃から小鼻(鼻翼)の右付け根にある4㍉大のホクロ(久我美子さんと同じ部位)が目障りになっていたので、とってもらうことにした。
 こちらは麻酔を2本打った後、3分間ほどかけて「ジョリジョリ」とハサミ?で切除した感じ。術後は自宅で、陥没した患部を消毒の上、ゲンタシン軟膏を塗ったガーゼを張りつけ絆創膏で止める。鼻は肉の盛りが良く2週間ほどで治癒するそうだ。

 他にも左額に8㍉大、左瞼に3㍉大、右眉上に6㍉大、右首筋に1.2㌢大など大小4つのホクロが残存しているが、先生の見立ては良性のホクロなので放置していても心配はないとのこと。

 この度は老人性イボといわれ、少なからずショックを受けたものだが、40歳以上になると目立ってくるもので、中高年でこれがない人はいないくらい多く見られるそうだ。ただ、若い人でも出てくることがあり、「老人性」と呼ぶと若い人はショックを受けることも多いので、「脂漏(しろう)性角化症」といいかえる医師もいるそうだ。

《追記》
 この記事に対してブログ友のエンピロさんから「全く奇遇なんですが、私も先週から皮膚科に通っています。・・・」というコメントを頂いた。
 そもそもエンピロさんとは、出会い早々から共通点が多々重なったのが縁で、交流が今日まで4年余にわたり続いている。その共通点を列挙すると、
1.兼業農家の後継者である
2.エンピロさんのお嬢さんと、当方の一番上の孫娘が同い年
3.母親を前後1カ月ほどで見送った
4.(恐らく)体型やそれに伴う健康数値(血糖値・血清脂質など)




コメント (10)
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