てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

OB再会の場

2009-06-17 12:34:00 | 健康と医学
 梅雨とは名ばかりで、今日も気温が上がり、蒸し暑い一日となりそうだ。

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の経過観察に岡山S総合病院を訪ねた。今回は朝一を予約していたので珍しくスムーズに、40分ほどの待ち時間で診察を終えた。
 C-PAPの1日平均装着時間は約6時間で、着けてる間は殆ど無呼吸はなく、喉の不完全な閉塞を合わせても5回以内で正常の範囲内。
 無呼吸と不整脈との因果関係を尋ねたら、無呼吸が頻繁に起きてる人の場合には、不整脈もみられることがあるが、無呼吸を治療すれば、不整脈も改善されるとのことで一安心した。

 順番を待つ間、待合室の一角のパーティションで仕切られたボックスの中で激しく咳き込む患者が一人。何度も「えれー(しんどい)」と口走りながら、しきりに痰を吐いたりはなをかむ様子が伺える。他にもすぐ傍らには酷く咳き込む患者がもう二人いるが、いずれもノーマスクである。不覚にもマスクを持参しなかったことが悔やまれる。「マスクくらいしろよ!」と言い出す勇気もなく、せめて病院関係者から一言の注意とマスク指導をして欲しかった。
 病気を治しに来院して病気をうつされたでは洒落にもならないが、院内感染はよくある話。小児・老人など抵抗力が弱い者や、小生のように持病のある者には合併症を発症する恐れがあるから要注意だ。

 やっとの思いで内科の待合所を出た所で、3歳年上のK子OBにばったり。外見の白い開襟シャツの颯爽とした姿は5年前そのままで少しも衰えを感じさせないが、「肺癌手術と前後して心臓動脈瘤開胸手術を4時間がかりでやり、今は首に入れとるステントを丈夫なやつと入れ替えてと要望しとるんじゃ」と満身創痍の様子を屈託無い笑顔で話される。
 小生には開口一番「太ったなぁ!」と言われたが、「これ以上太らんよう、気を付けられぇよ(お気を付けなさい)!」と横腹を軽く抓る仕草をされて別れた。

 先月は同病院で人間ドックを受けるM岡社長に、先々月はO原さんにと毎回OBの誰かに会う。世間は広いようで狭いものである。さて次回は誰と邂逅するのか楽しみではあるが、出来得れば病院の外来ではなく、別の機会にゆっくりとお会いしたいものだ。
コメント (4)
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