てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

父の日を前に

2009-06-15 08:16:00 | ファミリー
○父の日の 忘れられをり 波戻る(田川飛旅子)
○父の日を ベンチに眠る 漢かな(中村苑子)
○父の日と 暦にありて さびしき日(駒木秋影子)
○山深く ゐて父の日の暮れにけり(柴崎七重)

 いずれも「父の日」を詠んだ句だが、事程左様に「母の日」に比べて認知度が低く、ややもすれば忘れられがちのようだ。世のお父さん方の背中と同じで、哀愁すら覚える。

 それもそのはずウィキペディアによると、
 『1909年にアメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人が、彼女を男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月6月に父の日礼拝をしてもらったことがきっかけ』と記されている。しかも、そのアメリカで国民の祝日に制定されたのは1972年(昭和47年)とかなり後になる。
 母の日の花が「カーネーション」なのに対して、父の日は「バラ」というのも些か華やか過ぎて気恥ずかしい。

 幸いなことに我が家に限っていえば「忘れられをり」ではない。昨日長男家族から「父の日の21日はバレーの発表会があるから」と前倒しで焼肉屋へ誘って祝ってくれた。
 また、本番の21日は次男の所の孫娘の誕生日イブに呼ばれている。三男の所からは、いつも気の利いたプレゼントが届き、例年のことながらサプライズ父の日が続いている。

コメント (4)
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