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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

亀ちゃんみかん

2007-10-26 22:10:45 | 健康と医学

南国の日差しを浴びてたわわに実る温州みかん

 今年も愛媛県宇和島の亀ちゃんから、みかんがどっさり届いた。亀ちゃんは長男の大学時代の学友で、帰郷して家業のみかん園を継いでいる。
 倅の結婚式にも出席して貰うほどの間柄で、学窓を離れてからも家族ぐるみの付き合いをしており、倅が彼に頼んでシーズン中に何度もみかんを送ってくれる。

 “みかん王国”愛媛でも、屈指のみかん生産地が宇和島市吉田町。みかんの代表「温州みかん」は栽培方法や収穫時期によって、味も名前も様々に変化する。
 10月は「極早生みかん」で、小玉ながら薄皮で、とても瑞々しく爽やかな酸味。果肉が柔らかく、食感も良いみかんだ。
 11月になると「早生みかん」で、極早生よりさらにコクと甘みが出て、程よい酸味を残している。甘ったるいだけじゃない、本物のみかんらしい味。
 12月になると「南柑20号」で、愛媛の南地域に最も適した品種。栽培が始まって70年、愛媛みかんの定番だそうだ。甘さはもちろん、独特のコクと風味でファンが多いブランドみかんである。わが家では、この頃のみかんを冷凍保存し、翌年の夏に食べるのだが、孫たちには大好評だ。

 温州みかんに多く含まれる「ベータクリプトキサンテン」発ガン抑制作用は、ベータカロチンの5倍も強く、マウス実験でも、皮膚ガンを抑えることが確認されている。
 わが家は全員みかんが大好きで、食後のデザートには欠かせない。手が黄色くなるほど食べる。これでガン予防効果が期待できるなら一挙両得だ。


小玉ながら瑞々しく濃厚な味の亀ちゃんみかん