ここ数日来、早朝ウオークに出かける際、玄関前から漂う馥郁としたキンモクセイの香りに、季節の変わり目を実感する。夏の暑さに打ちのめされていた身には、爽やかで一際ありがたく思う。
そしてウオークから帰ってからの朝どりイチジクは、この時季一日も欠かせない。到底わが家だけでは食べきれず、近所に食べ助けをして貰っている。今朝は逆に伊予から届いたばかりの早生ミカンのお裾分けに預かり、貰いに行ったようなものだった。
閑話休題。プロ野球日本ハムが来季の監督に、近鉄の監督を務めた梨田昌孝氏(54)を招聘することが報じられた。
昨年、チームを日本一に導いたトレイ・ヒルマン監督は既に今季限りでの退団を表明。球団側は近鉄時代に優勝経験があり、若手の育成に定評がある梨田氏が後任に適任と判断したそうだ。
梨田氏に初めてお目にかかったのは、親友畝尾の愛嬢の結婚披露宴である。相手は近鉄愛敬尚史投手(現楽天イーグルス)である。
2002年(平成14年)12月7日、天王寺都ホテルに於ける盛大な披露宴の様子は、某スポーツ紙の紙面やサイトを飾った。参列者の顔触れは、近鉄のチームメイト、阪神の選手、松下電器野球部時代の面々を中心に総勢118人。披露宴は3時間少々にわたる長丁場で、最後の新郎の父の挨拶時にビデオテープが済む思わぬ誤算が生じたほど。
主賓挨拶で梨田氏は、「(この年バファローズは2位)来シーズン西武を、カブレオを倒すには愛敬しかいない。結婚を機に頑張って欲しい。子供を作るときには同じサイドハンドでいいのだが、左ピッチャーも是非とも…」と、早くも二世誕生に大きな期待を寄せた。
また、近鉄百貨店の前で一緒にユニセフ募金活動をした際の思い出話で「大きな声で積極的に、忠実にやる姿が人間的にも素晴らしい。身体は小さい方だが、物怖じせず堂々としている。大きい選手に対してドンドンぶつかっていけるものを感じている。みんなが仲人という気持ちで愛敬を盛り立てていきたい」
折りしもこの頃、中村ノリヒロの移籍の話が取り沙汰されていたが、「彼を信じている」と断言してスピーチを締め括った。
氏は温厚な人柄そのもので、披露宴の合間には臨席のファンとの記念ショットに気さくに応じていた。披露宴の余興では 日本体育大学出身選手による、同校独特の応援スタイル『エッサッサ』に新郎、梨田監督ともに担ぎ出されて、一緒に賑やかに披露してヤンヤの喝采を浴びた。
この日以来、「梨田と愛敬」が故の近鉄ファンになり、愛敬の登板する試合だけは必ず応援してきた。そんな私の「近鉄バファローズ」も2004年9月27日に消え、「楽天イーグルス」へと引き継がれている。
あれから5年目を迎え、梨田祝辞に応えるべく今二人の間には一つの新しい生命を宿している。畝尾が初孫を抱ける日も近い。目下ファーム入りしている愛敬投手の一軍カムバックと併せて、その日の到来を待ちわびている。
そしてウオークから帰ってからの朝どりイチジクは、この時季一日も欠かせない。到底わが家だけでは食べきれず、近所に食べ助けをして貰っている。今朝は逆に伊予から届いたばかりの早生ミカンのお裾分けに預かり、貰いに行ったようなものだった。
閑話休題。プロ野球日本ハムが来季の監督に、近鉄の監督を務めた梨田昌孝氏(54)を招聘することが報じられた。
昨年、チームを日本一に導いたトレイ・ヒルマン監督は既に今季限りでの退団を表明。球団側は近鉄時代に優勝経験があり、若手の育成に定評がある梨田氏が後任に適任と判断したそうだ。
梨田氏に初めてお目にかかったのは、親友畝尾の愛嬢の結婚披露宴である。相手は近鉄愛敬尚史投手(現楽天イーグルス)である。
2002年(平成14年)12月7日、天王寺都ホテルに於ける盛大な披露宴の様子は、某スポーツ紙の紙面やサイトを飾った。参列者の顔触れは、近鉄のチームメイト、阪神の選手、松下電器野球部時代の面々を中心に総勢118人。披露宴は3時間少々にわたる長丁場で、最後の新郎の父の挨拶時にビデオテープが済む思わぬ誤算が生じたほど。
主賓挨拶で梨田氏は、「(この年バファローズは2位)来シーズン西武を、カブレオを倒すには愛敬しかいない。結婚を機に頑張って欲しい。子供を作るときには同じサイドハンドでいいのだが、左ピッチャーも是非とも…」と、早くも二世誕生に大きな期待を寄せた。
また、近鉄百貨店の前で一緒にユニセフ募金活動をした際の思い出話で「大きな声で積極的に、忠実にやる姿が人間的にも素晴らしい。身体は小さい方だが、物怖じせず堂々としている。大きい選手に対してドンドンぶつかっていけるものを感じている。みんなが仲人という気持ちで愛敬を盛り立てていきたい」
折りしもこの頃、中村ノリヒロの移籍の話が取り沙汰されていたが、「彼を信じている」と断言してスピーチを締め括った。
氏は温厚な人柄そのもので、披露宴の合間には臨席のファンとの記念ショットに気さくに応じていた。披露宴の余興では 日本体育大学出身選手による、同校独特の応援スタイル『エッサッサ』に新郎、梨田監督ともに担ぎ出されて、一緒に賑やかに披露してヤンヤの喝采を浴びた。
この日以来、「梨田と愛敬」が故の近鉄ファンになり、愛敬の登板する試合だけは必ず応援してきた。そんな私の「近鉄バファローズ」も2004年9月27日に消え、「楽天イーグルス」へと引き継がれている。
あれから5年目を迎え、梨田祝辞に応えるべく今二人の間には一つの新しい生命を宿している。畝尾が初孫を抱ける日も近い。目下ファーム入りしている愛敬投手の一軍カムバックと併せて、その日の到来を待ちわびている。