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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

津軽弁の魔術師

2006-03-04 17:30:18 | 舞台、ライブ
 伊奈かっぺいの青森だびよん劇場での、トークライブをギター弾き語りで、久しぶりに聴き返して感動した。昔、秋田出身のフルカワさんが、プレゼントしてくれたカセットテープ。
 伊奈かっぺいは、13日の金曜日に「だびよん劇場」で16年間トークライブを開いていたが、今や同劇場の閉館(2000年)により終了している。

 改めて、氏の生きいきとしたしゃべりちらしまくりに、ついつい引き込まれた。内容をここに再現は出来ないけれど、とにかく津軽弁を駆使した笑いの絶えないトークだ。
 自作の詩、時世揶揄、津軽弁替え歌などを披露。まさに津軽弁の魔術師である。津軽弁の軽ろやかで粘っこい響き具合が何故か過激に面白かった。
 本業のテレビの仕事にとどまらず、作家、詩人、イラストレーター、エッセイスト、作曲家、歌手、俳優など多彩な分野で活躍する氏は私と同世代だ。

 津軽地方の有名な(?)短文会話2題。
「け?」(食うかい?)
「く!」(食う!)
「め?」(うまいか?)
「め!」(うまい!)
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「どさ?」(どこへ行く?)
「ゆさ!」(湯=銭湯にいくところ!)
寒い東北ではあまり口を開けないで話すようになったとか……?