goo blog サービス終了のお知らせ 

てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

弾丸京都日帰り旅

2023-12-18 09:38:24 | 旅行
来週は全国的に寒波来襲と言う予報なので、いましかないと思い立ち、
少しばかり早起きをして在来線を使っての京都日帰り旅行をしてきた。
ゆっくり、のんびり旅行と思いきや、日曜日ということも相まって、結構タイトなスケジュールで“弾丸旅行”となった。

若かりし頃、南禅寺門前の茶屋料理で食した湯豆腐の味忘れがたく、真っ先に南禅寺と、隣接する永観堂禅林寺へ。
幾度となく訪れている南禅寺だが、石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と名台詞を発した三門上層の楼「五鳳楼」に上がれることを、今回初めて知った。御多分に漏れず「水路閣」も見落とせない。

今回のメインイベントは湯豆腐を食す。
南禅寺山門界隈にある、総本家ゆどうふ奥丹、順正、八千代、五右衛門茶屋とひとわたりあたったが、メニューをみてびっくり。そして何処も順番待ちの行列に辟易させられた。
現役時代は何とも思わなかったが、年金暮らしにはちょっと敷居が高く、おいそれと手が出せないので、結局スルー。

気を取り直して、一気に洛東から洛西・嵐山へ。
お馴染みの南方から望む渡月橋を、趣向を変えて裏側から拝見した。
遅めの昼食は「京都嵯峨料理、奥の庭・良彌」にて湯豆腐鍋を頂き湯豆腐リベンジを果たした。
食後は天龍寺拝観や竹林の小径を散策つもりでいたが、外国人観光客でごった返しており、家内が尻込みしたため断念した。
今夏にはインバウンド需要がコロナ禍前を上回り、観光業界としてはホクホクだろうが、一般観光客にとっては大きな迷惑。

もう一か所金閣寺拝観を予定に入れていたが、帰りの電車時刻が気になり、涙を飲んで断念した。
迷うことなく「地下鉄・バス1日券」の活用は正解だが、出だし南禅寺へ地下鉄ならばどうってことないところ、バスを使ったばかりに渋滞にハマり1時間ほどタイムロスしたことが後まで尾を引いた。

京土産も買わず(買う間なく)、早めの帰途に就いた。
お陰で今日の出費は、在来線切符代・市内1日乗車券代・昼食代だけで済むという今までにない安上がり旅行。
これに反比例するように、歩数計は1万5千歩を超え、普段の1.5倍を示している。
帰宅早々ネクストチャンスを窺っており、正月には帰省予定というのに、やはり次男家族が住まう京阪神で締めくくろうかな。





















青春18きっぷの有効活用

2023-12-06 16:51:01 | 旅行
青春18きっぷ(23年12月10日~24年1月10日まで有効)をゲットしたので、東かor西かorはたまた海外(四国)か、と夢が膨らむ。
2018年には同きっぷを使い倒して、春爛漫の京都路を堪能して来た。
今回はブログ友EDENさんの「京都で紅葉狩りっ🍁(女子旅編)😍」に触発され、先ずはやはり京都からと決めていた。
ところがバレエ公演の本番に向けて、連日のように京都通いの孫息子に話すや否や「いま京都は着物姿の外国人観光客でごった返している。時期をずらした方が賢明」とのアドバイス。大阪に住まう孫娘も同調し相槌を打つ。

ならば西へ方向転換、広島でお好み焼きも悪くないなと思い直しながらTVを観ていると、ニュースで『サミット効果で原爆資料館で入館待ちの行列が慢性化。観光シーズン終盤の11月は土日だけでなく平日でも30、40分待ちが頻繁に生じた』と報じていた。

となると思い切って海外へ目を転じ、といっても小生の第二の故郷松山案が急浮上。ただ四国ならば日帰りはとても無理で泊りとなる。

2006年11月24日、次男家族と京都府立植物園を訪ねた折の「ゆく秋」の写真をみながら、青春18きっぷの有効活用に思いを巡らしている。たかがきっぷ1枚なれど、その使途について心は千々に乱れる。

















母校のホームカミングデー

2023-11-23 12:25:27 | 旅行
烏兎怱怱(うとそうそう)。
わが母校がめでたく創立100周年を迎えるにあたり、最近はやりの“ホームカミングデー”へ覗いてきました。
この機に乗じて同期生9名が相集い、正門前で記念写真。
キャンパスはすっかり様変わりし、ほとんど昔日の面影はありません。
キャンパス内では「実」をテーマに学祭開催の予定でしたが、生憎の悪天候のため大半のテントが畳まれていたのは残念でした。
学食でふるまわれたウエルカムランチに一同舌鼓を打ちました。

キャンパス見学の後は場所を移して懇親会。
会場はいつものことながら同期生Tさんのご厚意により、同邸宅のワンフロアーを開放して頂き茶話会で盛り上がりました。
夜は同さんの営むお好み焼き屋へと河岸を移し、時間が経つのも忘れるほど大いに歓談痛飲し旧交を温めました。


ホテルから城山を望む

津山の“あじさい寺”

2023-06-10 22:54:29 | 旅行
雨上がりに映える道すがらのアジサイに促されるように、ウオーキングを途中で折り返して、“あじさい寺”として有名な津山市・長法寺へドライブと方向転換した。

果せるかな同寺の参道や境内には、各種アジサイが今は盛りに咲き誇っている。
思い起こせば10年前の今頃、同寺を初めて訪ねた折、産経新聞の女性記者から取材を受ける羽目になり、翌日付に掲載された。
まさに元ブン屋が新聞ネタになるの図だった(苦笑)

そして『ホルモンうどんを食べずして津山に行ったと言うなかれ』と言うことで、3年ぶりにお目当ての橋野食堂を訪ねた。
同店は創業120年の4代続く老舗食堂で、その名に恥じぬ秘伝のタレで焼き上げたホルモンうどんが850円。
値上げラッシュに敢えて逆行、40円もの値下げも手伝って、一層味を増した感あり。
“宝石箱や~!!”でお馴染みの彦摩呂さん始め、グルメリポーターやタレントの来店記念のサイン色紙や写真が所狭しと壁一面を覆り、「がんばれ!!」と熱き声援をおくっている。

締めくくりは、美咲町にあるたまごかけごはん専門店「食堂かめっち。」で少し早めの夕飯。
美咲町の棚田(千枚田)で収穫された棚田米と、地元の養鶏場で採れた新鮮な卵のベストコンビネーション。
当美咲町出身の岸田吟香が日本で初めて卵かけご飯を食べた人物ともされる。

自称・他称の“あじさい寺”はどこにでもあるが、家内は幼馴染のたっちゃんと束の間の再会を果たし、双方とも相好を崩すなど、駆け足ながら意義深い津山行きとなった。










2013年6月13日付産経新聞