世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「安心」か{安全}か、の別れ道?! 

2005年12月20日 | Weblog
今朝(12月20日<火>)のNHKのラジオからニュースが流れた。例の米牛肉の輸入・解禁の話である。食に関する巷の話題を独占している今日この頃なので耳を傾けた。アナウンサーと解説者の遣り取りが面白く、いよいよ佳境に入った。事、食についての大所高所からの解説なので耳を欹てた。一層、傾聴した。案の定、得る事が多く聴いて良かった、と思った。喩え(譬え)話が適切で分りやすかったので聞き逃した方々の為に再度の押し売りをしたいと思う。―例―”おふくろの味”は懐かしく美味しい。手作りなので愛情一杯の最善物である。どの食材を使っても仕上げた味噌汁、ごはん、お雑煮や副食物でさえ天下一品である。やや誇張した小生の表現だが意味合い・趣旨は例の如くである。そこで口に入る牛肉は「安心」を摂るか、”安全”を摂るか、どちらを優先させるか?・・・解説者の農政ジャーナリストの某氏、曰く。無条件に、おふくろの味の「安心」を摂る。美味しくて懐かしい母親の懐の味だもの、当然、「安心」して食べる。ところが厳密に科学的操作で精密に検査すると母親の手作りの食は”細菌が多く”体に良いとは言い難いのではなかろうか、と。むしろ科学的に機械的に操作し検査した食に軍配が挙るのではないのか、と。幼少から食べ慣れた”おふくろの味”は例え細菌だらけでも体が慣れて耐性がついているので病気にはならない。(後半は小生の補足解説)ところが輸入牛は「おふくろの味」と違い”安心”では済まされない。科学的な{安全}を取らなければならない。公的レベルの国家としては「安全」を最優先して国民に「安全」を摂って”安心”を与えなければならない。炯眼である、と思った。農政ジャーナリスト某氏の趣旨を汲んで私の「思いの丈」を披瀝した次第である。・・・


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