高齢になると心身に異変が起こる。極 普通に出来た事がある日を境に
出来なくなる。強烈なショックは隠せない。もう、歳か、と諦観に似た心境に
なる。
五体満足であっても融通が利かなくなる。歳をとるとは、そういう事かとあらた
めて実感する。耳鳴りが起こるのもその一つの例だ。あゝ、と嘆息交じりに一
人ションボリする。体中にはち切れるほど充満したあのエネルギー、若さの特
権はもう見られない。身も心にも異変が起きている。人生の終末期に寂寥だけ
が実感される。広い部屋の真ん中で一人、物思いに耽る日々が続く。正に我人
生に異変が起こった。・・・この心身の堕落?異変をどう乗り切るのか新たな人
生の課題、宿題が持ち上がった。一度は誰にも訪れる人生の節目 節目に突
き付けられる難題だ。先達はどう処理したのか、どう乗り切ったのか、伺う余地
はないが自分なりの処方箋しか今はない。“吾が人生に悔いなし”で生涯を全う
するには最良の方法を見出し実行するしか術はない。今は、ただ高齢の心境
を実感しつつ過ごす日々である。
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