いよいよ各党の政権公約・マニフェストが出揃いつつある。際立った、
相違はないものの相手のウイーク・ポイントの粗探がしに躍起となっている。特
に政策実現の為の財源をどうするかの批判合戦が展開されている。確かな財
源の確保の為には消費増税の必要を訴えている。ただ、実施時期に長短があ
るだけである。自民党の細田幹事長は民主党の政権公約を“造花の花盛り”と
扱き下ろしている。インド洋上の給油問題や海賊法等々での海上保安庁や自
衛隊派遣の自公民・与党と民主党のバトルは熾烈を極めている。外交・防衛問
題では民主党のアキレス腱とあって攻めまくっている。鳩山民主党代表の政治
資金虚偽記載は法律違反と新たに批判の的になっている。兎に角、政策実現
の可能性の鬩ぎ合いに終始している感は否めない。国民生活の為の喫緊に解
決すべき問題と中長期の確かな目標を設定してそれへの行程表を示して論争
すべきである。不毛な議論は、もう止めにしてほしい。世界の趨勢に伍していけ
る外交、経済、資源確保等々の外交と内政の双方を示して国民に納得のいく
議論を進めてほしい。それが建設的な政治の在るべき姿だと思う。国民の期
待を一身に背負う政治(家)の使命だと確信する。
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