世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

普天間基地移設 北沢防衛相 ブレるな!

2009年09月25日 | Weblog

聞く耳を持つ。聞こえは良いが迷いが生じる。鳩山首相も岡田外相も“対

等な日米関係”を主張している。特に普天間基地は県外も国外も有り得るとの

認識を示し対米交渉に弾みをつけている。そうであるのに官僚の側に立った北

沢防衛相の慎重な発言は県外・国外移設を主張している沖縄県民の民意に反

している(今回の衆院選では4選挙区共、自公民を制して野党が制した。奪還

した。沖縄県知事当選は直近の民意ではない。北沢防衛相は知事の意見が民

意である、と発言している)。外交・安全保障は相手有っての交渉である。米軍

基地再編や日米地位協定の大枠のパッケージに包摂される最重要な案件であ

るだけに慎重さは重要な要素ではある。しかし閣内の不一致を露呈しては、交

渉事は前進しない。北沢防衛相は鳩山首相と岡田外相との三者で意思統一し

て、綿密な連携でヒヤリングに臨むべきである。今回の沖縄訪問は沖縄県民

の声を十分に聴く事に訪問の狙いがある、と言う。だったら辺野古沖移設を匂

わす様な発言は謹しむべきである。沖縄県民の反発を招くだけだ。大挙で馳せ

参じた今回の訪沖は意気込みの程は感じられるが、今一、狙いがハッキリしな

い。帰京する鳩山首相、岡田外相とで意思統一して移設の方向を確定してほし

い。それが自公民政権には出来なかった日米同盟の対等な関係の関わりであ

る。政権交代の意義も此処に有る。対等な日米関係を具体事例で示してほし

い。普天間基地移設がその端緒となる。