世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

三権分立の大義は是でも現実の行使(真相)には疑問?

2009年03月12日 | Weblog

日本は民主国家で三権分立のお国柄である。大義名分は立っても真に機

能しているのか、となると疑問とせざるを得ない。日常茶飯事には問題なく機能

し国民の日常生活には支障をきたしていない。ところが今回の様な政治献金

疑惑が生じると国家権力の行使が問題となる。捜査する側の検察庁・東京地

検と言えども現政権下の法務省の管轄下にあるからである。何らかの意図で

怪うい捜査となる可能性がある。三権分立を標榜する建前論が罷り通り現政

権の弁明としては 国策捜査 など絶対、有り得ないと強調する。それはそうだ

ろう。日本は民主国家だから、そう言明するのは当然である。・・・ところが真相

はどうだろうか、となると疑問とせざるを得ない。過去にも政権中枢の 国策捜

査 を疑わせる事件が発生し闇に葬られた事例がある。建前としての三権分立

が真に機能しているかどうか大いに疑わしめる事例が数多、有った。歴史が証

明するところである。余すところ6か月と言う衆院選が予定されている最中に、

しかも世論が示す通り政権交代が射程内にある時に、忽然(意図的に?国策

捜査?紛いに)と小沢献金疑惑を大々的に開始・報道(リークの疑い有り、との

風聞)し、世間を騒然とさせた。正に青天の霹靂である。疑惑は疑惑を呼び、

――『何故、この期(機)に、小沢代表の秘書をターゲットに予告なしの“逮捕”

に踏み切ったのか、“衆院選後”でも腰を落ち着けて捜査できたはずだ、と言う

のが識者、専門家の認識である。小沢総理が100%の確率で誕生するであろ

うとする矢先に、何故?・・・という疑問が湧くのは当然である。そこに“政治的

意図”を感じるのは至極、当然の国民感情である。疑問としないの方が、寧ろ、

おかしい。』―― 。700万円の時効が今月末に控えているから、とか、去年、

1年掛かりの西松建設の捜査の際、小沢代表の政治献金額が、余りにも大き

いから、とかの“時効”と“献金額の多寡”で捜査、逮捕、という弁明?弁解では

説明責任にはならない。連日連夜、小沢氏の献金疑惑報道をトップ・ニュース

にすると世論も小沢悪として傾斜していく。現政権(検察庁や東京地検は法務

省の管轄下に在る)は、そこを狙っていたかも知れない、と妙に勘ぐられても致

し方がない。法の公正さを証明する為に自民党の二階氏疑惑も取り上げては

いるが、小沢氏に比べて政治的・政権交代的には比肩すべき類のものではな

い。妙に勘ぐれば糊塗しているに過ぎない。一般的国民感情として今回の小沢

献金疑惑は、政権交代を阻止したい狙いがある、と素直に受け取る方が、極

自然の感情であり認識である。