秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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岩手県議会議員選挙が終わる

2015-09-08 19:20:57 | 日記
 6日に投開票が行われた岩手県議会議員選挙。全般的には少数激戦であり、無投票の選挙区も複数あった。盛岡選挙区では投票率が43%台で、政治離れが一層顕著になっていることがうかがえる。

 盛岡選挙区では千葉絢子氏が16,021票を獲得し、トップ当選。盛岡市外(平泉町)出身でありながら、不利な要素を吹き飛ばしたようである。いわて県民クラブの全面的支援を受け、実質的には及川敦県議の後継者といっていいだろう。

 今回の県議選では9,000票台で落選する一方、5,000票台でも当選するという現象が起こった。選挙区が複数ある場合、一票の格差の問題は必ず生じるものである。それにしても、なるべくであれば、2倍以内に収める必要がある。ただし、候補者数が多寡も影響するので、一概にはいえないものもある。

 県議選は国政選挙ほど報道はなされない。かといって、市町村議選のように身近な選挙とはいえない。微妙なポジションに位置している。同日に予定されていた知事選は無投票となり、知事選と重ならなかった。

 県庁所在地から遠い市町村だと県議会まで遠く、簡単に傍聴することはできない。近年ではインターネット中継が行われているので、遠隔地でも県議会に触れることが難しくはなくなった。議員側も選挙のときだけではなく、普段から活動が見えるようにしていかないと、政治不信は簡単には解消されない。普段、議員はどのような活動をしているのかをきちんと示すくらいでないと、投票率の向上にはつながらないであろう。

 岩手県は都府県で面積が1番広い。このことから、移動しにくい面があるが、それを打ち消すくらいに議員には活動してほしい。東日本大震災からの復興は必ずしもなされてはいない状況である。2万人近くの死者、行方不明者を出した甚大な災害である。そのことを忘れてはならない。

 当選した議員各氏には公約の実現、県民の生活水準向上に全力をあげて取り組んでほしい。

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