日々

穏やかな日々を

癒されています。

2016年08月23日 11時03分36秒 | 草花
夏の日差しがいかに熱くとも
朝夕を利用すれば庭に出ることもできる
でも、婆を退かせているのは
「蚊」だ。

厚い服を着て、手袋をし、長靴を履いても
顔に近づき、ぶんぶん、音を立てる。
これには、まいる。

従って、庭には最低限の水まきで終わる。
庭中は「蚊」のせいで水まきはできず、
従って、この太陽に負けて枯れていく花がある。

今まで一度も夏に枯れなかった秋の花
ホトトギスに野菊。
多くが枯れたけど、根までは枯れていないと思うから
涼しくなったら、息がふきかえるかもね。

大きな葉っぱのシュウメイギクは水道に近く、朝晩の散水で耐えているけど
遠くに植えていたら全滅していたかも・・・・・

この暑さでも平気で咲くサルスベリ、ムクゲ、ルリ柳・・・・・にチェリーセイジ。

婆の目は毎日癒されているよ。

これから楽しみは秋の作業だね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根もほとんど腹腔鏡手術の病院が多いとのこと、30代男性大腸がんの手術をした人2人に聞きました

2016年08月23日 08時11分13秒 | 医療情報
現役医師が明かす「内視鏡・腹腔鏡手術」、そして「全身麻酔」の意外なリスク
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48988

医者にとっては「自分の名誉が一番で、患者は二の次」——。たとえば大腸がんの場合は従来通り腹部をメスで開く「開腹手術」が一般的で安全だが、トレンドに乗って内視鏡手術や腹腔鏡手術をやりたがる医者が増えているのが、その一例だ。

しかも若い医者に実績を積ませるため、患者が望んでもいないのに、わざわざ内視鏡で盲腸の手術をする病院も少なくないというから驚きだ。
医者たちは「内視鏡や腹腔鏡手術なら、傷も小さく、体の負担も少なくて済む」と声高に喧伝するが、そこには当然リスクもある。
「内視鏡や腹腔鏡手術の最中に血管を傷つけると生命の危機に関わります。開腹手術なら止血処理ができますが、腹腔鏡だとそうはいかない。体内に血液が漏れ出し、急性腹膜炎を起こし死に至るケースもある。個人の技量による部分が大きいので、実績のない医者の場合は非常に危ない。
にもかかわらず、病院側が腹腔鏡手術などをすすめるのは、保険点数が高く、高額な医療費を請求できるから。病院側にとっても非常に『おいしくて、やりたい手術』なんです」



腹腔鏡手術には高い技術が必要です。

出典
死亡者続出!体への負担は少ないが、命の保証もない「腹腔鏡手術」はこんなに危険です(上)  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

ベテラン医師でも失敗する

ベテランの医師であっても難しい。千葉県がんセンターや群馬大学のケースでは、ただでさえ難しい肝臓や膵臓などのがん手術を腹腔鏡で行っていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不便で高額な受診料の病院は、患者が減る?医院・クリニックが繁盛する?

2016年08月23日 08時02分07秒 | 医療情報
高松市民病院 経営難 医師不足で患者減、赤字額最悪 18年新病棟も、改善へハードル高く
2016年8月22日 (月)配信毎日新聞社

 高松市民病院(同市宮脇町2)が経営不振に陥っている。2015年度の経常損益は6億800万円の赤字で、過去10年間で最悪となった。医師不足が影響し、患者数が大幅に減っているのが主因。現在の病棟は将来的に閉鎖し、18年には市南部に新病棟が開院される。それでも市立病院として経営改善に向けたハードルは高い。【岩崎邦宏】

 「これだけ患者が減っているのは異常事態だ。根本から見直してみてはどうか」。7月上旬、病院内であった「高松市立病院を良くする会」。慢性的な赤字経営が続く現状に対し、委員を務める公認会計士や医療コンサルタントから厳しい意見が飛んだ。

 市民病院事務局経営企画課によると、医業収益の6割以上を占める入院患者は15年度、1日当たり158人。10年前の半数以下に減少した。外来患者も315人と10年前から6割以上減った。

 15年度の一般病床利用率は48・6%にとどまり、全国平均74・8%(14年度、厚生労働省調査)を大きく下回った。

 経営は苦しく、12、13両年度は人件費削減などでかろうじて黒字を確保したが、14年度から再び赤字に転落。15年度は6億800万円に上り、市の経営健全化計画(14年度策定)が掲げた5400万円の黒字とは大きな開きが出た。累積赤字は15年度末で78億8300万円に達する見込みとなった。

 市が経営難の要因に挙げるのは医師不足と周辺環境の変化だ。

 15年度の医師数は42人で市の計画に3人足りなかった。このうち内科医は8人で10年前に比べ4人減少。その影響で救急患者や入院患者の受け入れが減っているという。市は医師確保に注力しているが、16年度は内科医が更に1人減るなど状況は悪化している。

 さらに、県立中央病院(高松市朝日町1)など周辺の病院が新築整備されたことで、患者は流れている模様だ。

 市民はどうみているのだろう。県立中央病院にいた男性(74)は「市民病院は設備が古く、交通が不便。診察に行くのは県立中央病院か高松赤十字病院」と話す。60代の女性は「30年ほど前は市民病院に行っていたが、今は行かない。ただ、他の病院がいっぱいの時に行き場がないと困る。市民を守るためなら赤字でも仕方ないのではないか」と言う。

 市は18年9月、総事業費204億5000万円を投じ、高松市仏生山町に新病棟を開院させる。築40年以上と老朽化が進んでいる現在の病棟が一新され、市南部の新たな患者の掘り起こしにつながると期待を寄せる。経営企画課は「今は入院患者の減少に歯止めがかからないが、南部に大きな病院は少ない。患者は増えるのではないか」と、見通している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑茶に動脈瘤抑制効果 京大グループ、ラットで確認

2016年08月23日 07時58分19秒 | 医療情報
緑茶に動脈瘤抑制効果 京大グループ、ラットで確認
2016年8月22日 (月)配信京都新聞

 緑茶に含まれる「ポリフェノール」が、腹部に生じる大動脈瘤(りゅう)の増大を防ぐ効果があることを、京都大医学研究科の南方謙二講師や升本英利医師らが見つけた。腹部大動脈瘤は破裂すると50%以上の患者が死亡するが、有効な予防策となる可能性がある。米医学誌にこのほど発表した。

■ポリフェノールが増大防ぐ

 大動脈瘤は死亡率が高いにもかかわらず、通常は破裂するまで症状がない。エコー検査などで発見されると、破裂前に人工血管に替えるなど外科的治療が必要となる。

 グループはラット30匹を使い、飲料水か緑茶ポリフェノールを2週間与えた。その後、人工的に腹部に大動脈瘤を作り、4週間にわたって経過を観察すると、ポリフェノール群のラットでは動脈瘤の直径の増大が半分程度に抑えられた。さらに、血管壁を構成するタンパク質「エラスチン」の合成が促進され壁の厚みが増した。炎症性物質の量も半分以下に抑えられた。

 升本医師は「人にも効果があるかは分からないが、緑茶の摂取を心がければ、予防効果があるかもしれない」と話す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の台風はおかしいな~

2016年08月23日 00時06分07秒 | 医療情報
今年の台風はおかしいな~
と感じていたら、
やっぱりおかしいらしい。

まず、第1号が、遅い、
北海道に上がりすぎ、

調べるとやはりそう。


台風9号も 北海道に上陸の恐れ

台風9号は、今日(22日)15時現在、つくば付近にあり、1時間に35㎞の速さで北北東に進んでいます。この後東北方面を北上し、明日(23日)朝にはえりも付近に上陸し、午後3時にはオホーツク海に進み、温帯低気圧に変わる見込みです。
台風のまま上陸すると台風7号、台風11号と合わせて3つ目となり、北海道に1年で台風が3つ上陸するのは1951年の統計開始以来初めてのこととなります。

なぜそうなったかは?
専門家でないと分からないだろうけど・・・・・

しかし、
電車の脱線、
山崩れ

大変です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道新聞社を提訴 「セクハラ原因で自殺」

2016年08月22日 22時23分02秒 | 
北海道新聞社を提訴 「セクハラ原因で自殺」
2016年8月22日 (月)配信共同通信社

 北海道函館市で昨年2月、北海道新聞社函館支社の嘱託看護師だった女性が、男性社員2人からのセクハラが原因で自殺に追い込まれたとして、遺族が同社と社員2人に約8590万円の損害賠償を求める訴訟を22日、函館地裁に起こした。

 訴状によると、社員らは2014年12月、忘年会で訪れた函館市内のカラオケ店などで女性=当時(40)=の体を触ったり、「愛人になれ」と言いながら体を押し付けたりしたとしている。

 女性は同社に相談したが適切な対応が取られず、心身の疲労で休むようになり、昨年2月21日に自宅に火を付け、一酸化炭素(CO)中毒で死亡したという。

 遺族は昨年5月、暴行容疑などで社員2人を告訴したが、函館地検は今年3月、不起訴処分とした。遺族は処分を不服として同時に、函館検察審査会に審査を申し立てた。

 北海道新聞社経営企画局は「提訴されたことは遺憾です。ご遺族の主張に対する当社の考えは、裁判の中で明らかにしてまいります」としている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乳幼児の医療費助成対象 徳島市が中学修了まで拡大へ

2016年08月22日 22時18分19秒 | 地域
乳幼児の医療費助成対象 徳島市が中学修了まで拡大へ
2016年8月22日 (月)配信徳島新聞

 徳島市は2017年4月から、乳幼児医療費の助成対象を中学校修了までに拡大する方針を固めた。小学校修了までとしている条例の改正案を市議会9月定例会に提出するほか、16年度一般会計補正予算案にシステム改修費などの関連予算1340万円を盛り込む。

 中学生は1医療機関(1レセプト)当たりの入院・通院の自己負担が1カ月600円で受診できるようにする。助成対象は16年度より約6800人増え、約3万4400人になる見込み。年間の事業費(概算)は1億3500万円増加し、9億5500万円になる。

 現在は▽2歳までの医療費は全額無料▽3~5歳は入院が全額無料で、通院が1レセプト当たり1カ月600円を自己負担▽6歳から小学校修了までは入院・通院いずれも1レセプト当たり1カ月600円を自己負担―となっている。

 県内8市では、阿南が助成対象を18歳までにしているほか、吉野川や阿波など4市が中学校修了までとしている。

 徳島市が9月定例会に提出する16年度一般会計補正予算案は、遠藤彰良市長にとって「骨格予算」に肉付けする初めての予算編成となる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【島根】医療現場を肌で体験 中学生38人アカデミー参加、出雲

2016年08月22日 22時16分19秒 | 地域
【島根】医療現場を肌で体験 中学生38人アカデミー参加、出雲
2016年8月22日 (月)配信山陰中央新報

 医療の道を志す中学生向けの体験講座「メディカル・アカデミー」がこのほど、2泊3日の日程で島根県出雲市内で開かれた。県内各地から38人の中学生が参加し、病院など医療の現場を体験した。

 医療従事者が中学時代に進路を決める傾向があるとして、医師・看護師不足に悩む県の健康福祉部と教育委員会が合同で夏休みに行っており、今年で5回目。

 島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)、県立中央病院(同市姫原4丁目)などで体験学習したほか、同大医学部の学生と意見交換した。

 県立中央病院では救急医療の現場で活躍するドクターヘリの運用について学んだ。リハビリテーション体験では、電気を流して筋肉の機能を回復させる治療器を試したり、歩行訓練用の器具を装着したりした。

 益田中2年の野稲ほのみさん(13)は「海外で医療活動をしてみたい。これからしっかり勉強し、医療関係の資格に挑戦したい」と話した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がん攻撃の免疫、赤外線で活性化 米研究所、マウスで成功

2016年08月22日 22時11分24秒 | 医療情報
がん攻撃の免疫、赤外線で活性化 米研究所、マウスで成功
2016年8月18日 (木)配信朝日新聞

 体に無害な近赤外線を当ててがんを攻撃する免疫を活性化させ、がんを縮小させることに米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らがマウス実験で成功した。転移したがんにも効果が期待できるといい、数年後の臨床試験(治験)を目指す。米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(電子版)に18日、発表する。

 がん細胞は、免疫を抑える働きのある「制御性T細胞」を利用して、がん細胞を攻撃する免疫細胞から巧みに逃れている。

 研究チームは、光を受けると発熱する特殊な化学物質を、制御性T細胞にくっつく性質を持った抗体と結合させた薬をつくり、肺がんや大腸がんを皮膚に移植したマウスに注射した。

 その後、患部に近赤外線を当て、化学物質による発熱でがんの周囲にある制御性T細胞を死滅させた。その結果、がん細胞は免疫細胞の攻撃から逃れられなくなり、がんを一時的に大幅縮小させることができた。

 さらに光を当てていない部位のがんが縮小することも確認した。がんを攻撃する免疫細胞が体内で移動しているためとみられるといい、転移したがんにも効果が期待できることを示している。小林さんは「3年以内に新たな治験を始めたい」と話している。(ワシントン=小林哲)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPSで高品質心筋作製 大阪大、心臓病治療に

2016年08月22日 11時56分00秒 | 医療情報
iPSで高品質心筋作製 大阪大、心臓病治療に
2016年8月18日 (木)配信共同通信社

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、心筋になる細胞(心筋前駆細胞)を高い純度で作り出す手法を大阪大などのチームが開発し、17日発表した。成果は7月、米科学誌に掲載された。

 iPS細胞から作った心筋細胞は、心臓病患者への移植治療に利用が期待されるが、他の種類の細胞が混じらない高い品質の心筋前駆細胞の作製は難しかったという。

 チームは、心臓を形作る複数の種類の細胞の中から、心筋前駆細胞だけを選別する目印となるタンパク質を発見しており、「心臓の再生医療に役立つ」としている。

 チームは、マウスの心臓が形作られる過程で、どのようなタンパク質が関与するのかを解析。

 すると、心筋になる直前の細胞に「GFRA2」というタンパク質が作られ、心筋になると消失することが分かった。人のiPS細胞を心筋細胞に変化させる実験でも同様の結果が出たため、GFRA2は、心筋前駆細胞に特徴的なタンパク質と判断。GFRA2を目印にすると、高い純度で心筋前駆細胞を作れ、そのまま培養すると心筋細胞になったという。

 マウスで、GFRA2などが作られないようにすると、心臓に正常な心筋ができなかった。

 チームの八代健太(やしろ・けんた)特任准教授(幹細胞生物学)は「再生医療でも創薬でも、目的の細胞を高い純度で得られるメリットは大きい。GFRA2は心筋の発生に重要な役割を果たしており、心臓の形成メカニズムの解析にも役立つ」と話した。

 注)米科学誌はセル・リポーツ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たたかれ、かみつかれ… 障害者施設の職員、絶えぬ傷

2016年08月21日 21時55分36秒 | 行政
たたかれ、かみつかれ… 障害者施設の職員、絶えぬ傷
2016年8月19日 (金)配信朝日新聞

 東北地方の重度障害者施設に勤める40代の男性の腕にはいくつも傷がある。右前腕部が多く、取材した日は赤い傷が五カ所ほど。暴れる利用者が爪を立てたり、たたいたりした痕だ。かみつかれて血が出たこともある。

 「反応すればさらに興奮するから、平然と対応するように教わった。押さえつけるわけにはいかず、他の利用者にけがをさせてもいけない。職員がけがをしてでも盾になるしかない」

 約50人の利用者が暮らす入所施設で働く。担当するのは約20人いる最重度の人たち。利用者が暴れるのは毎日のことだ。

 福祉を志して、今の施設に勤め始めて1年近く。理想を持ってはいるが、24時間を超える宿直が明けるとぐったりする。疲労でケアが乱雑になる日もある。

 「保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳」

 津久井やまゆり園で起きた事件で逮捕された植松聖(さとし)容疑者(26)は、衆院議長に宛てた手紙にそう書いた。その内容は、理解できる面もあるという。

 利用者にとって本当は自宅に居るのが一番落ち着くだろうと思う。だが家族の負担は大きい。確かに疲れ切った家族はいる。身寄りのない人や、家族がほとんど会いに来ない人もいる。

 「生気の欠けた瞳」という言葉には、とっさにある同僚を思い浮かべた。トラブルが続いて疲れ切った日は、自分だってそんな目をしているかもしれない。

 植松容疑者は、福祉の仕事に前向きな言葉を述べたこともあったとされる。

 「きれいな言葉とそうでない面と、この仕事をしていれば、ひとりの中で同居することはあるんじゃないでしょうか」

 現場には、給料や労働条件からたまたま福祉を選んだ人もいる。上司は「福祉を志してきた人と、そうでない人の差が大きい」と言った。仕事は低賃金ながら責任は重く、体力と使命感が要る。

 「人員がもう少しほしいというのはどこの現場でも感じていると思う。少人数の共同生活のほうが利用者も落ち着くとも、誰もが思っているのではないか」

 入所者はそれぞれに強い個性を持っている。他の入所者との相性もある。だが大きな入所施設では、効率的な集団生活を重視せざるを得ない。「障害が重ければ重いほど、大きい施設は悪い環境」とまで言う。

 こうした環境では、自傷や他害などの問題も増えやすい。働く人のストレスも多くなる。

 少数の利用者と支援者が共同生活する「グループホーム」なら、一人一人に合わせたより手厚い支援ができる。「暴れたりパニックになったりするのも理由がある。自傷や他害のある人でも、グループホームならはるかに落ち着くはずだ」

 事件をきっかけに、こうした障害者福祉のあり方も問い直してほしいと、男性は考えている。(太田泉生)



■「施設から地域へ」転換めざす

 重い障害がある人たちの生活の場をめぐり、政府は2002年の計画で「施設から地域へ」と掲げた。津久井やまゆり園のような入所施設の数を最小限にとどめ、グループホームなどでの地域生活への転換を目指したものだ。

 神奈川県もこの理念に沿って計画を策定。13年度末の施設入所者は5053人だが、15年3月の第4期計画では、17年度末までにこのうち535人(11%)を、グループホームや一般住宅での地域生活に移行させるとの目標を掲げた。

 だが現実には、障害が重い人ほど地域生活への移行も難しいという。新たに施設に入る人も一定数見込まれ、県は、入所者数が17年度末で2%減の4935人程度になるとみている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光で免疫活性化、がん退治 転移にも効果、マウス実験

2016年08月21日 21時04分57秒 | 医療情報
光で免疫活性化、がん退治 転移にも効果、マウス実験
2016年8月18日 (木)配信共同通信社

 【ワシントン共同】光の一種の近赤外線を当てる方法で、がん細胞を攻撃する免疫細胞のリンパ球を活性化させ、がん細胞を退治する治療法を開発したと、米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆(こばやし・ひさたか)主任研究員らが、17日付の米医学誌に発表した。マウスの実験で転移がんにも効くと確認したという。

 リンパ球の中には、誤って自分自身を攻撃するのを防ぐブレーキ役の細胞がある。がんの免疫療法は、リンパ球の働きを全身で活性化させるため、健康な細胞も攻撃してしまう「自己免疫反応」が起きる恐れがあるが、活性化の度合いを弱めると効果も弱まるのが課題だった。開発したのは、がん細胞だけでブレーキ役を壊す方法。小林さんは「このジレンマを解消した強力な薬剤となり得る」と話している。

 小林さんらは、特定の波長の近赤外線を当てると近くにある細胞を破壊する化学物質を利用した。この物質と、ブレーキ役の「制御性T細胞」に結びつきやすい分子を組み合わせた複合体を作製。がんを移植したマウスに注射して、がんの部分にだけ光を当てた。すると制御性T細胞が破壊されてリンパ球が活性化し、がん細胞が減少して生存期間が伸びた。

 同じがんを別々の部位に移植し、転移したがんを想定した実験では、一方だけに光を当てると、光を当てなかった方でもがん細胞が減った。光を当てたがん細胞内でリンパ球が活性化され、それが血流に乗って全身に回り、特徴が似た転移がんだけを攻撃相手と認識したと考えられるという。

 米医学誌はサイエンス・トランスレーショナル・メディシン。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育に土地貸与、非課税に 相続・贈与税で要望

2016年08月21日 20時43分47秒 | 行政
保育に土地貸与、非課税に 相続・贈与税で要望
2016年8月19日 (金)配信共同通信社

 内閣府と厚生労働省、文部科学省は18日、保育受け皿の用地確保に向け、土地所有者に対する税制優遇策の創設を2017年度税制改正で要望する方針を決めた。保育所や幼稚園の敷地として貸し出している土地を親族から受け継ぎ、引き続き貸与する場合に相続税と贈与税を非課税とする。

 安倍政権が重要課題と位置付ける待機児童の解消では、都市部を中心に用地確保がネックとなっており、税制を見直して施設整備を促進する。

 父母や祖父母らから土地を相続したり贈与されたりした場合、現在は土地の評価額に応じて10~55%まで8段階の税率がかかる。非課税になれば保育所などへの貸与が増え、施設整備が進むことが期待される。自治体などから税制面での後押しを求める声が出ていた。

 また、企業が従業員向けに設ける「事業所内保育所」を増やすため、固定資産税などの非課税措置の対象を拡大。定員6人以上の施設に限られているが、5人以下でも対象とするよう求める。

 本年度から始まった「企業主導型保育事業」の施設についても、認可保育所並みの税制優遇を要望する。

 政府は17年度末までに50万人分の保育の受け皿確保を目指している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男女区別しない呼称提案 英オックスフォード市議会

2016年08月21日 09時15分40秒 | 地域
男女区別しない呼称提案 英オックスフォード市議会
2016年8月19日 (金)配信共同通信社

 【ロンドン共同】ミスター(MR)、ミセス(MRS)、ミス(MISS)などに併せて、男女を区別しない英語の呼称として「ミックス(MX)」を公文書で使ってはどうか―。名門オックスフォード大のお膝元、英南部オックスフォードの市議会がこうした議論を行い、話題を呼んでいる。英メディアが18日までに伝えた。

 心と身体の性が異なるトランスジェンダーの人々に配慮することが目的。英メディアによると、英国南部ブライトンでは既に公文書で「ミックス」が使われているほか、政府機関の一部でもミックスの使用が受け入れられている。

 オックスフォード市議会では、性的少数者(LGBT)は自分の性別を答えたがらないことが多いとの調査結果が出たことを受けて、委員会が提案した。

 公文書からミスター、ミセスなどの敬称を一切省くことも選択肢の一つとして検討され、オックスフォードのLGBT団体の関係者は「一歩前進で歓迎だ」と話すが、地元有力者からは「時間と金の無駄遣い」との声も上がっている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悔しい銀、悲痛な涙 謝り続ける吉田  

2016年08月21日 09時02分09秒 | 医療情報
悔しい銀、悲痛な涙 謝り続ける吉田
2016年8月19日 (金)配信共同通信社

 「金メダルを取れなかった。ごめんなさい」。レスリング女子53キロ級の決勝で敗れた吉田沙保里(よしだ・さおり)(33)は、悲痛な表情で謝り続けた。試合後はしばらく立ち上がれず、号泣した。悔しい銀メダル。その姿は、2008年1月に連勝が「119」で止まった時に重なる。当時は負けた悔しさで涙を流したが、今回は違う。応援し、期待してくれた人々への思いがとめどない涙となって頬を伝った。

 五輪3連覇や世界選手権での活躍で12年に国民栄誉賞を受賞するなど、スポーツ界の顔となった。テレビ番組やコマーシャルにも出演する人気者。それでも父の栄勝(えいかつ)さんからは「レスラーであることを忘れるな。練習を怠るな」と諭されてきた。その父は14年3月に亡くなったが、いまも教えは守り続ける。

 昨年限りで05年春から所属してきたALSOKを退社した。自身にとって「心のオアシス」という芸能活動などを幅広くできるようにフリーの立場を選んだ。練習拠点のある愛知県大府市と東京を行き来する回数は増えたが、練習時間は確保するように心掛けた。時には真夜中にトレーニングすることもあった。

 33歳となり、けがも増えた。五輪4連覇へ「恐怖心」を感じるようになった。それでも、期待に応えたかった。鏡に映った自分の顔が疲れていると「しっかりしろ、吉田沙保里」と心の中で唱え、笑顔をつくる。

 日本代表の栄和人(さかえ・かずひと)チームリーダーの妻怜那(れな)さんは、吉田と15年以上懇意にしている。吉田のことを「普通の女性だけど、『みんなの吉田沙保里』という立場を理解している」と話す。五輪の日本選手団主将を打診された時も「わたしが断るわけにはいかない」。選手団主将はメダルすら取れないとのジンクスにもかまうことなく、就任を決断した。

 大きな重圧と期待を背負った五輪で、期待された4連覇は実現できなかった。敗因を問われると、「自分の気持ちが、最後は勝てるだろうと思っていたが、取り返しのつかないことになってしまって...」と言葉を詰まらせた。涙は止まらない。だが『みんなの吉田沙保里』が泣いてばかりはいられない。「30年間レスリングをやってきて、ここまで来られた。本当によく頑張ったと思う」。必死で言葉を絞り出した。(共同=森本任)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン