日々

穏やかな日々を

しのぎを削る小侍たちの小競り合い、失望しかない私

2011年08月12日 09時57分02秒 | 
民主党代表選:党内、駆け引き激化 「候補」さや当て
 菅直人首相が10日、退陣を明言したことで後継を決める民主党代表選の駆け引きも激化した。野田佳彦財務相は「職責を果たすことが使命」と繰り返し、表での動きを控えつつ、野党との協力関係構築に意欲を示した。馬淵澄夫前国土交通相もインターネット番組に出演し「今、増税すべきでない」と、財政健全化を訴える野田氏との違いを強調した。一方、小沢一郎元代表は、国会内でグループ議員ら約150人を集めて講演し、勢力を誇示した。【西田進一郎、葛西大博】

 野田氏は衆院財務金融委員会で自民党の野田毅氏に対し「自民党の財政健全化責任法も問題意識は同じ。ともにこの国のために与野党が真摯(しんし)に向き合って、議論したい」と答弁。菅首相退陣後の与野党連携を呼びかけた。

 菅首相が代わっても衆参の多数派が異なる「ねじれ国会」は続く。野党の協力がなければ、11年度第3次補正予算案に絡む復興債発行などの関連法案成立のめどが立たなくなり、政権は窮地に陥る。マニフェスト重視を掲げる小沢元代表への自公両党の警戒感が根強い中、野田氏は「マニフェスト見直しで自公と協力してきた現執行部路線を継承することで、安定的な政権運営ができる」とアピールする戦略を描く。

 これに対し、野田氏のグループに在籍していたこともある馬淵氏はネット番組で、菅首相を「増税路線」と批判した上で「(菅)路線継承者として、(野田氏が)立たれるのでは」と対抗意識を隠さなかった。

 ◇小沢元代表の講演に150人
 一方、小沢元代表は講演で「マニフェストは非常に重い」と述べ、見直しを進める党執行部をけん制。「必要な時期が来れば頑張らないといけない」とも述べた。講演には代表選をにらみ「数の力」を見せる狙いもある。

 出馬に意欲を示している中間派の小沢鋭仁元環境相は鳩山由紀夫前首相の仲介で、11日に元代表との会談を予定。党内最大勢力の元代表グループの支援を得たい思惑が見え隠れする。

 元環境相は10日夜、都内であった中間派議員との会合で代表選について、「できるならばチャレンジしたい」と語った
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