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患者支援の第一歩 アレルギー対策指針

2016年12月03日 21時36分07秒 | 行政
患者支援の第一歩 アレルギー対策指針
2016年12月2日 (金)配信共同通信社

 【解説】ぜんそくやアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症...。国民病といわれるアレルギー疾患に対し、厚生労働省がまとめた基本指針案は患者支援の第一歩となる。
 アレルギー患者は増え続ける一方とされる。適切な治療により、ある程度症状を抑えられるが、科学的に裏付けのない情報も飛び交っている。
 厚労省によると、何らかのアレルギーを持つ人は2005年に国民の3人に1人とされていたが、11年には2人に1人と報告された。特に花粉症を含むアレルギー性鼻炎を訴える人が、急激に増えている傾向があるという。
 患者の急増に対し、アレルギー科に常勤する医師の数は都道府県によってばらつきがあり、全ての患者が十分な治療を受けられていないのが現状だ。
 患者会は、適切でない治療で症状を悪化させてしまう患者が多いと訴える。日本アレルギー学会顧問の西間三馨(にしま・さんけい)医師は「国が患者の進むべき道を示したことは大きな前進だ」と指針案を歓迎する。
 厚労省は指針案に沿って、地域ごとに拠点病院を決める検討を始める予定。どれだけ迅速に指針を具体化できるかが今後の課題となる。

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