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たばこ警告は画像効果大 成人7割、導入に賛成

2016年06月01日 15時14分18秒 | タバコ
たばこ警告は画像効果大 成人7割、導入に賛成
2016年5月31日 (火)配信共同通信社

 国立がん研究センターは30日、たばこのパッケージに示す健康リスクの警告表示は文字だけよりも画像付きが効果的で、国内では成人の7割が画像付き警告の導入に賛成と推計されるとのアンケート結果を公表した。

 31日は、世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」。国内の喫煙率は近年、下げ止まり傾向にあり、がん研究センターの担当者は「がん死亡者を減らすには喫煙率減少が重要で、諸外国より大きく対応が遅れている警告表示の見直しが急務だ」としている。

 現在、国内で販売するたばこには画像付き警告は義務付けられていない。アンケートは4月にインターネットで実施、成人2千人、未成年440人が回答した。

 アンケート結果を基に喫煙率や年代構成などで調整したところ、画像付き警告の導入に賛成の成人は69・8%、警告スペースを大きくすることには成人の71・8%が賛成との結果となった。

 喫煙でがんができた肺や患者の写真に加え、「喫煙は肺がんを引き起こす」と書かれた2種類の警告表示と、文章だけの3種類について、内容を読むと思う順位を聞いたところ、画像付きのいずれかを1位とした人は喫煙者で58・5%に上った。心筋梗塞や受動喫煙、未成年の喫煙などの警告でも画像付きの順位が高かった。

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